2022-04-26 15:47 追加
FC東京、(株)ネイチャーラボにチーム全体譲渡が決定
FC東京がネイチャーラボに全体移籍
SV男子
一般社団法人日本バレーボールリーグ機構(Vリーグ機構)は26日、今年5月末をもって活動休止が発表されていたV.LEAGUE DIVISION1 MEN (V1男子) のFC東京が、株式会社ネイチャーラボ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:安田昌夫)にチーム全体が譲渡されることを発表した。
活動休止が発表された昨年末以降、FC東京とVリーグ機構で活動の存続について協議を重ね、チームの譲渡を視野に入れて、受け入れ先を模索。その結果、ネイチャーラボへの譲渡について調整が行われ、FC東京から申請書を受理、審査を行い、25日に理事会等の承認を得て、正式に決定した。
4月30日から大阪で開催される第70回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会がFC東京として出場する最後の大会となり、6月よりネイチャーラボに移籍した新チームとして、東京をホームタウンとして活動を始める。前チームの地位を継承し、来シーズンも引き続きV1男子に所属する予定。
Vリーグ機構・國分裕之代表理事会長からのコメントは、以下の通り。
Vリーグの長い歴史をともに歩んだFC東京バレーボールチームが、この度ネイチャーラボに譲渡され、新チームとして引き続いてVリーグに参画して戴けることを大変喜ばしく思っています。これまで、東京をホームタウンとして地域と密着してきたチームの存在は大きく、引き続いてVリーグでの活躍はもとより、地域への貢献も継承されていくものと期待しています。この度ネイチャーラボに譲渡された新チームを始め、全カテゴリーの全てのチームとともにVリーグの更なる活性化に努めて参ります。
【FC東京バレーボールチームの歴史】
1948年、東京ガスバレーボール部を創部。当時は9人制実業団。1985年より6人制に移行し、翌年地域リーグ入り。1998年、プレーオフを制してV1リーグ(現DIVISION2)昇格。第5回大会では初優勝を飾るが、入替戦で旭化成に敗れた。この直後の2003年4月、地域密着を目指してFC東京バレーボールチームへと移行し、バレーボール教室などの普及活動を本格的にスタート。その後3年連続で優勝したが、入替戦では敗戦が続いた。3年連続6回目の優勝を記録した2008/09シーズン、念願が叶い、トップリーグ初昇格。V・プレミアリーグと現DIVISION1での最高成績は5位。天皇杯と黒鷲旗では準優勝という結果を残した。2022年6月、株式会社ネイチャーラボにチーム全体が譲渡され、活動を継続する。
写真:火野千鶴
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