2022-04-30 07:00 追加
男子日本代表・宮浦健人インタビュー「昨シーズンのアジア選手権に比べたらかなり成長をしていると思うので自信を持ってやりたい」
男子日本代表・宮浦健人インタビュー
全日本代表 男子
2022年バレーボール男子日本代表に選出された宮浦健人選手(ジェイテクトSTINGS・オポジット)のインタビューをお届けする。
――大学卒業後、VLEAGUEや日本代表としてアジア選手権に出場するなどレベルの高いところで経験を積んできたが?
宮浦:オポジットとして、サーブ、スパイク、ブロックという面を求められてきて、そこがまだまだ波があり安定がしないという感じがします。
サーブならトスが安定しない、スパイクならハイセットを打つ場面でボールを下に打ってしまう、ブロックなら止まる、止まらないときがあります。
そこの波を減らすうえでもっと成長をしていきたいと思います。
――アジア選手権の国際大会を経験したことで今シーズンのVNLなどに出場する上での手応えは感じているか?
宮浦:アジア選手権を戦いましたが、VNLではまた相手のレベルも上がると思います。そこで自分がどこまでやれるかというところはまだわからないところです。
昨シーズンのアジア選手権に比べたらかなり成長をしていると思うので自信を持ってやりたいと思いますし、VNLに出場するときは結果を残したいです。
――代表での目標はあるか?
宮浦:結果を出したいという気持ちはありますが、まずは自分の力を出し切ること…そのためには試合の中でもトライしないといけない部分があると思うので、そこをしっかりやっていきたいと思います。
――代表での個人的テーマは?
宮浦:代表チームで挑戦することです。昨シーズンはアジアで戦って、今シーズンは世界と戦えるかもしれないというところで、レベルが上がる中で自分の力を出すためには挑戦することが必要だと思います。
――チームの雰囲気と自身の調子は?
宮浦:昨シーズンから代表に入りましたが、先輩ばかりで人見知りしていた部分はあります。今シーズンは年下もいるということで、普通に遠慮なくやれていると思います。
今シーズンVLEAGUEを経験して、成長できたと思うのでその流れで合宿に来れているので自分のパフォーマンス自体は悪くないと思います。
――早稲田大学のメンバーが増えた(村山豪選手(ジェイテクト)、大塚達宣選手(在学中・今シーズンパナソニックでプレー)など)ことについて。
宮浦:皆凄いパフォーマンスをするので、自分の中でも負けられないという刺激になります。普段の生活では一緒にやってきて居心地がいいのでリラックスできています。
――同じオポジットの年が近い西田有志選手(ビーボ・バレンティア)はどのような存在か?
宮浦:現時点で世界相手に結果を出していますし、プレーを見ていて自分の中でもいいイメージが沸くので学ばせてもらっているところです。
――仲間でもあるがその中でスタメンを勝ち取るためには?
宮浦:そこはアスリートである以上求めていかないといけないところです。自分が成長するためには何が必要なのか、常に自分に責任をもって行動しないといけないと思います。
――ブラン監督の練習を受けてみて。
宮浦:今日の練習ではブラン監督からのアドバイスはそれほどありませんでしたが、普段の練習ではいろんなところを教えてくださったりアドバイスしてもらっています。
その中で映像と照らし合わせながら、練習に繋げて日々成長できているかなと思います。
――オポジットですが、レセプション(サーブレシーブ)やハイセットの練習をやっていたが、今まで大学、VLEAGUEでやってきた練習とは違っているか?
宮浦:大学の時も、ジェイテクトに入ってからも細かい練習はしてきています。細かい練習をしっかりやり切れれば試合でも1本目の精度が良くなり2本目もセットを上げやすくなります。
そこが試合の中の1、2点に繋がり勝つことに繋がってきます。大学の時から意識してきたことですが、やっていきたいと思います。
――ブラン監督からオポジットのブロック力を求められているが?
宮浦:自分の中ではブロックはまだまだの部分です。その状況であるからこそ伸ばせると思うので、そこは平行線でいかずに伸ばしていきたいと思います。
――長いスパンでどのようなバレーボール選手になりたいか?
宮浦:できるなら長い間プレーをして、その中で後悔しないようにできるところまで成長したいなと思います。
若いのでまだまだやれることがあるので、自分の中で詰めていきたいと思います。
写真:黒羽白
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