2022-05-12 20:37 追加
永露元稀「全ての面において負けていた。自分がしっかり打たせていればもっといい試合ができた」クレク「シーズンの最後に最悪な試合をしてしまった」ファイナル会見
ファイナル会見
SV男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENは4月17日、千葉ポートアリーナでファイナル第2戦を行い、サントリーサンバーズがウルフドッグス名古屋を圧倒し、3-0で勝利。サントリーは第1戦で敗れていたため1勝1敗となり、ゴールデンセットが行われ、ここでもサントリーがWD名古屋を終始リードしてそのまま勝利して連覇を決めた。連覇はチームとしては2004年のシーズン以来となる。
*読者からの要望があり、少し時間が経過しているが会見記事を掲載する。
■ウルフドッグス名古屋
●クレク主将
こんにちは皆様。はじめにサントリーサンバーズの素晴らしい優勝にお祝いを申し上げる。われわれはシーズンの一番最後の試合に最も悪い試合を行ってしまった。たぶんこの影響は2、3日選手スタッフ含めてあるだろう。私はいつもチームメイトとともに有りたいと思いますし、いつもみんな全力でプレーして本当に素晴らしいチームメイトと一緒にプレーし、そこでキャプテンを務めているのは誇りでもある。この試合に限って言うと、私のプレーでみんなに貢献することができなかったのが悔しい。改めてサントリーさん素晴らしいプレーでしたし、優勝に値する。
●永露元稀
今日サントリーさんと試合して、まだ数字は見てないんですけど、印象としては全ての面において負けていたと思います。こちらもそれを盛り返そうとして、勢いに乗っていこうとしたんですけど、サントリーさんが非常に良くて、自分たちがやりたいバレーがやれなかった。
――クレク選手に。自分がやるべきことをやれなかったという原因は。
クレク:最初ちょっとジョークなんですけど、ご質問の答えがわかっていれば今すぐコートに帰って立ちたい。私が先程申し上げた本来もっといいプレーができたはずだったというのはもう一回チェックして反省したい。このゲームをラーニングポイントにして、もう少し違う形でいいプレーをするようにしたい。サントリーさんは本当にゲームを支配して思うようにプレーした。残念なゲームだった。この試合を糧にして次を頑張りたい。
――永露選手に。自分たちのバレーができなかったというのは。それは自分たちの問題だったのか、サントリーにやりづらさを感じていたのか。
永露:こっちがやりたいのはミドル、真ん中をしっかり使ってブロックを真ん中に寄せたいという戦術であったんですけど、そこの中で、サントリーさんのブロックも良くてワンタッチとられて切り替えされるところがあって。そういう展開の中で、僕がしっかり打たせることができなかったのはひとつ反省としてあります。
――ゴールデンセットの前の15分どう使い方をしたか。
クレク:ごらんいただいたように15分では何も変わらなかった。もちろん15分の間に我々なりに違うアイディアを出そうとしました。それを実行したんですが、すべての観点において個人の力量としてもチームの力量としても打ち破っていた。15分でやれることは限られているが、相手がさらにそれを上回る試合をされた。
永露:戦術面ではあまり変えることなく、サーブくらいを戦術で変えるのが一つ。一人ひとりの気持ちのリセットをすることでゴールデンセットの最初の入りをやった。
――永露さんに。試合が終わったあと直後から涙が止まらなかったが。それはどういう涙だったのか。個人的なプレーの反省点というのは。
永露:こうやって結果的に3-0とゴールデンセット、本当にこちらが何もできなかった。自分が1本でも多くスパイカーに打たせれば、もっといい試合ができたと思うし、そういう意味で自分に責任があるなと、最後悔しい涙。今回サントリーさんのサーブが本当によくて、レセプションする側がキープしてくれたんですけど、そこからCパスDパスでクレク選手高梨選手にしっかり打たせることができなかった。
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