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会見・コメント

2022-05-16 14:45 追加

バレー全日本男子が記者会見 西田有志、髙橋藍、大塚達宣ら14名 石川主将は欠席 ブラン監督「オリンピック出場権のルールが変わったので、VNLからしっかり勝っていかないといけない」

始動会見

全日本代表 男子

バレーボール日本男子代表は16日、都内で始動記者会見を行った。

出席したのは、西田有志、大塚達宣、関田誠大、高梨健太、富田将馬、髙橋健太郎、永露元稀、村山豪、山本智大、髙橋藍、山内晶大、宮浦健人、小野寺太志、小川智大ら。
ブラン監督は会見の最後にサプライズで誕生日をお祝いされた。

フィリップブラン監督
VNLは我々代表チームによって大切な大会。オリンピック出場権が新方式となりましたので、VNLはランキングを決めるための大切な大会。ポイントを得られるための3番めの大会となりました。
ブラジルで行われる予選第1週は非常に重要です。ランキングが下のチームと、ライバルであるイランと対戦します。私はブラジルの第1週の序盤から対応できるようにする。公式大会が始まる前に親善試合を行うために手続きを取った。ブラジリアに早めに到着することで時差にも対応できる。

この準備の最後において難しいのは、怪我を避けるために石川祐希選手に最善の準備をしてもらうこと。彼は5月18日にようやく我々の前に登場し、ボールを使った練習を行う。

大阪ラウンドで重要なのは、日本の観客の前でプレーすること。試合の熱気を観客のみなさんとわかちあうことも大切。選手もスタッフもみな準備してくれるだろう。

目標は最適なコンディションを維持すること。VNLのわたしたちの目標はランキングが下のチームとイランからポイントを得ること。

準備は2つの異なる時期と場所で行われる。4月のNTCは休息とトレーニングが必要だった。全ての技術的な動きについて練習した中でもブロックが重要。
VNL期間中、明らかにキルブロックが増えることを期待したい。この時期に身体的に優れた若手選手が参加できなかったのはとても残念です。
麻野選手以外の若手選手が参加できませんでした。今後は早期に合流する道を模索したい。

現在合宿を行っているVNLをプレーするチームではオフェンスを高めています。
レセプションの質も大事ですが、スパイクの効果率を高めること。

●質疑応答

――石川選手はとんぼ返りになりますが、VNLの前のパドバの合宿はどういう位置づけか。

ブラン:パドバでの合宿は複雑な経緯がありました。計画していた頃は隔離期間がございました。イタリアでのリーグを終えて日本で合流するというのが実現できてはいなかった。
今は、ブラジルは遠いので、パドバを経由してブラジルに行く。
髙橋藍選手はパドバでプレーしていますので、彼にとってもいい経験になると思います。

――先程合宿に麻野選手以外若い選手が参加できなかったと言われたが、ネーションズリーグ登録メンバーに甲斐選手が入った理由は。

ブラン:甲斐選手だけでなく、若い選手の中には甲斐選手、麻野選手、牧選手ら有望選手がいます。甲斐選手はミドルブロッカーでありオポジットでも活躍できるので、そういう選手が少ないので期待している。甲斐選手はポジション2のブロックが非常に優れている。

――学生を呼べなかったことについて。大塚選手は来た。練習に参加できた。1年生の牧選手や甲斐選手がいろいろあって難しいのはわかるんですが、佐藤選手のように上級生になっている選手が参加できないのはどうなっているのか。

南部強化委員長:大学1年生というのは入学のガイダンス、履修というところで難しい。3年、4年においてもなかなか合宿に参加できない選手もおります。佐藤選手も前期の時間においては7月までは難しい。彼はワールドシーゲームスに出場することになっていた。なので代表の合宿に組み入れていなかった。

大学側とは常にコミュニケーションをとって、できるだけ協力してもらう。オリンピック前年などにはより協力してもらうことになっている。

――前提として、選手14名が登壇とありましたが、それプラス石川祐希選手で、1ラウンド、2ラウンドは戦う?

ブラン:少し違いまして、我々は14名と石川選手で15名。イタリアに出発するには14名と考えています。5月にセレクションを行います。アウトサイドヒッターが5名だが、4名を選んで連れて行こうと思っています。

もちろんプログラムはいろいろくんでおりまして、14名に入らなかった選手もコーチのもとで訓練して今後参加していけたらいいと思う。

――海外のバレーを見ていると、サーブ力を重視するバレーになっている。オポジットの選手もレセプションに入って4枚でとる。サーブが強力になり、相手のブロックが高くなる。低い身長の日本が不利になるが、打開策は。

ブラン:サーブというのはもちろん海外のチームでも強いものでもありますが、日本チームにも西田選手、宮浦選手のように強い選手もいる。サーブマシンもある。オランダの速いオポジットを想定したリベロのトレーニングもしている。

ブロックは今年度日本チームの目標としている。髙橋健太郎選手は素晴らしい選手。ブロックを見極めてスパイクを打っていく。ブラジルでの2試合の親善試合で海外選手の高さや速さに慣れる必要がある。

写真:高井みわ

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