2022-07-04 04:48 追加
女子代表、古賀25得点、林17得点もベルギーにフルセットで敗れ、8勝4敗で予選ラウンドを終える VNL
VNL女子の結果
全日本代表 女子

バレーボールネーションズリーグ(VNL)は現地時間3日(日本時間4日未明)、カナダのカルガリーで女子カナダ大会最終戦の試合を行い、日本はベルギーと対戦。フルセットの末、2-3で惜敗した。
日本のスターティングメンバーは、古賀紗理那(主将)、島村春世、井上愛里沙、林琴奈、濵松明日香、関菜々巳、リベロ・小島満菜美。
第1セット、林、濵松らが奮闘するも、今大会、ベストスコアラー、ベストアタッカー両部門で1位のヘルボッツを止められず、相手にリードを許す。終盤はベルギーのサーブで崩されて連続得点され、16-25でセットを失った。
第2セット、11-11と競り合ったところからベルギーが抜け出し、古賀、林のスパイクミスもあり、連続ポイントされて、11-15とする。しかし、日本はここから反撃を開始し、古賀の攻撃、関に代わって入った松井珠己のツーアタック、林のサービスエースなどで5連続ポイント。16-16と同点になったところから古賀、井上らの攻撃で得点を重ねる。終盤は島村のブロード、井上のレフトからの攻撃などで日本がリードし、最後は古賀のバックアタックで25-18でセットを取り返した。
第3セット、松井をスタートから起用。序盤から相手のブロックが機能し、リードされる展開に。井上と交代で入った内瀬戸真実の攻撃や島村のブロードなどで粘るも、ヘルボッツを中心とした相手の攻撃を止められず、19-25でセットを落とす。
第4セットは内瀬戸をスタートから起用。その内瀬戸が2本のサービスエースなどで活躍。古賀、林も勝負所で得点し、終始日本が主導権を握る展開に。最後もこのセット好調の内瀬戸が決めて25-11と点差をつけてセットを奪取し、フルセットに持ち込む。
第5セットは序盤から古賀が活躍するが、相手もサーブで攻め、勝負所でヘルボッツらが決めて、徐々に点差を離される。古賀の攻撃で10-12とするも、その後相手に連続得点され、最後は島村のブロードがアウトになり、10-15でセットを落として惜しくも敗れた。
ファイナルラウンド進出が決定している日本だが、カナダ大会は1勝もできず、通算成績8勝4敗、5位で予選ラウンドを終えた。ファイナルラウンドは13日から17日までトルコのアンカラで行われる。

写真:FIVB
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