バレーボール男子日本代表は10日、大阪市立中央体育館でネーションズリーグ大阪大会の最終戦を戦い、強豪ブラジルと対戦。0-3（23-25、23-25、22-25）で敗れ、9勝3敗で予選ラウンドを終えた。

　日本のスターティングメンバーは以下の通り。

　西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大、石川祐希（主将）、髙橋藍、リベロ・山本智大

　第1セットは序盤からブラジルにリードを許すが、石川、西田のサービスエースなどで追い上げる。しかし、相手の攻撃を止められず、23-25と接戦で落とした。第2セットも競り合いの展開となるが、終盤で勝ち切ることができず、第1セットと同じく23-25で失う。後がなくなった日本は第3セットもブラジルの若手ダルラン・ソウザらの攻撃が止められず、このセットも22-25で落とし、ストレートで敗れた。しかし、ストレート負けではあったものの、各セット競り合う展開まで持ち込んでおり、ファイナルラウンドにつながる試合内容だった。

　ファイナルラウンドは戦いの舞台をイタリアのボローニャに移し、20～24日に行われる。

写真：黒羽白