2022-08-27 01:26 追加
バレー男子代表が世界選手権初戦を快勝 西田有志「自分自身もチームも良い感触で大会に入れた」
男子世界選手権 日本対カタール ゲームレポート
全日本代表 男子
バレーボール男子日本代表は26日、世界選手権予選ラウンドの第1戦目をカタールと対戦し、ストレートで快勝した。日本はネーションズリーグファイナルラウンド前に足首を故障した石川祐希主将がスタメンから外れたが、3セットとも途中から出場し、石川らしい鋭いスパイクを決めるなど復調しつつあることを見せた。
日本3(25-20、25-18、25-15)0カタール
日本のスターティングメンバーは以下の通り。
西田有志、小野寺太志、大塚達宣、山内晶大、関田誠大、髙橋藍 リベロ山本智大
第1セット最初の得点は山内の速攻から。その山内がサーブに下がり、小野寺と西田でブロック得点でブレイク。大塚、髙橋藍、小野寺らが得点を重ね、じわじわとカタールを引き離していく。カタールにサービスエースを取られて追いすがられるが、2枚替えで入った宮浦健人がしっかりスパイクを決めて20-16とする。髙橋藍に代えて石川祐希を投入。入ってすぐの攻撃は被ブロックされるが続けて上がったトスをしっかりと決めて21-17に。宮浦のサーブで連続得点するが、カタールの繋いだプレーで相手リベロがフェンスにぶつかり腕を負傷し、しばし試合が中断。最後の得点も山内の速攻で第1セットを先取した。
第2セットのスタメンは第1セットと変わらず。序盤は1点を取り合う展開となるが、関田のサーブで連続ブレイクして抜け出す。続いて西田がエース、崩して連続得点で差を広げる。18-11としたところで大塚に代わり石川が起用され、最後の得点を石川が決めて第2セットも連取した。
第3セットもスタメンは第1セットと同じ。髙橋藍のパイプで得点すると、カタールにミスが出て連続得点となる。髙橋藍のサーブ時に連続ブレイクし、髙橋がフェイクセットをあげて西田が決めたシーンでは会場をわかせた。小野寺の速攻、西田のスパイクで得点を重ね、マッチポイントでは西田のサービスエースで世界選手権勝利を締めくくった。
試合後に西田は「自分自身もチームもいい手応えをつかみながらスタートを切れた」と勝利を振り返った。
日本の次戦は28日の14時(日本時間21時)にブラジルと対戦する。生中継での配信がParaviで行われる。
写真:FIVB
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