2022-08-31 19:59 追加
小野寺太志「相手はタレント揃いだったので圧倒されないように意識した」 髙橋藍 大塚達宣 世界選手権キューバ戦後のコメント
全日本代表 男子
●髙橋藍
――予選ラウンド突破を決めました。まず率直な気持ちを。
髙橋:気持ち的にはチーム全体はホッとしてる。今日のキューバはまず勝たないとというところがあったので、かなり最初緊張した場面があったんですけど、1セット目主導権を握れて、自分たちのリズムを作れた。2セット目とられてしまったんですけど、それでもあまり自分たちの中でそれがあまりストレスになることがなく、意識もせず、今日自分たちの攻めている形に自信があったのは自分もコートの中で感じていました。かなりいい雰囲気、形で試合を進めることができました。
――では2セット目とられても、全然ネガティブな感じはチームとしてはなくて、もう行けるぞと?
髙橋:かなりキューバの持ち味であるパワーやビッグサーブというところで、相手のサーブミスするシチュエーションがすごくあったので、相手も乗り切れてない、リズムを作れていないというのは感じていた。むしろこちらはすごくいい形でディフェンスもありましたし、ブロックも決まっていましたし、そういう形が作れていたので、なにか気持ちの中で「今日行けるぞ!」というものはありましたね。
――まだ全然相手がわからないんですが、決勝トーナメントに向けて。
髙橋:決勝トーナメントは一発勝負になってくるので、予選から言ってますけど、やることは本当に変わりない。決勝トーナメントというところで、ギア一つあげていきたい。でも頭の中では冷静さが必要になってくる。相手がどこになっても自分たちのバレーをしっかりやっていきたい。(次の試合までに)少し日数があくというところもあるので、もう一度気持ちをしっかりリフレッシュして、でも今いい流れでキューバに勝ってという雰囲気があるので、その雰囲気も保ちながら、次の決勝トーナメントについて各々がしっかり考えながら、チームをもう一度少しでもレベルアップできるようにこの数日、頑張りたい。
――石川選手が怪我で抜けてる期間がありました。石川選手もおっしゃっていたのですが、その間に髙橋選手、大塚選手が出て、自信をつけて、それがチームの成長につながっているのではないかと。ご自身では成長についてどう感じていますか。
髙橋:かなり自分自身は、去年からオリンピックも経験して、オリンピックで負けた悔しさから、海外挑戦もしましたし、かなりキャリアを積んできているというところで自信もつけてきている。こういう世界大会で気持ちがブレることなくプレーできているのは成長しているところだと感じます。まだまだ自分の中でこれが100%ではないので、レベルアップするために何が必要なのか常に考えながらやっていきたい。でも本当に自分もそうですし、大塚選手も一緒に対角を組むことで、チームにとってかなり「誰が出ても」というところでプラスになっている。総合力という意味で強いチームが間違いなく作れてきていると思います。
●大塚達宣
――今日はすごく大事な場面で石川祐希主将と交代してコートに入ったわけですが、外から見ていてどう思ったか、また何を意識してコートに入ったか。
大塚:祐希さんの怪我があってから、スタメンで入ることが多くて、自分の中でも、もちろんコートに多く立てる機会の間にスタメン定着もアピールするのも大事だと思っていたんですけど、祐希さんがいない間も、祐希さんがチームの中心であることに変わりはないので、帰ってくるまでの、もちこたえる役割も担っていると思ったので。久しぶりに今日はいい意味でいつも通りというか、ベンチからスタートで、自分の前やっていた気持ちの作り方、試合を外から見る感覚を久しぶりに思い出しながらやれていたので、自分の役割はコートに立ってからは全うできたんじゃないかと思います。
――本当に効果的なサーブもスパイクも、すごくいい働きができたんじゃないですか。
大塚:そうですね。内容としては、今日に関しては自分にとっても満足できる。それがまあ自分のこのチームで今の現段階では求められている役割は一番大きいと思う。ここからトーナメントで一発勝負になって、ここからはセット率がどうとかは関係なく、3セット早く勝ちに行くことが大事になる。それに貢献できるようにがんばっていきたい。
写真:FIVB、中西美雁
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