2022-09-29 12:52 追加
世界選手権総括コメント 西田有志「ここまでこれたことは大きいけど、決勝でやりたかった。ベスト16でやる内容ではなかったかな」
世界選手権コメント
全日本代表 男子

バレーボール男子世界選手権はベスト16で東京五輪王者、今年度のVNL王者のフランスにフルセットで敗れた。西田有志はこの試合の決定率がなんと70%を超えた。持ち味のサービスエースこそ少なかったものの、上がったトスを高確率で決めていく姿には、スロベニアの観客からも大きな声援が贈られた。西田の試合後のコメントをお届けする。
――お疲れ様でした。
西田:疲れました。自分たちもあそこまでやってやれたんで、(世界選手権の)最後にはちょうどよかったんじゃないすか。なんだろう納得はしたくないんですけど、やっと…結果がついてきたわけじゃないんですけど、ここまでまず、これてるってのは今までなかったので。僕も代表はもう何年も経験させてもらっている中でも、やっぱこれだけ(ガチの強豪チーム相手に)取れたのも初めてなので、まず複雑な気持ちですね。本当にどういう感情を表していいわからないですけど、まずここまでこれたっていうことはチームとして一つ大きなものになった。
――これだけ(スパイクを)決めて、難しいシチュエーションでもきっちり決めて、自分の中でどういうプランで、どうしてこれだけうまく打てたのか。
西田:いやプランとか特になかったんですけど、でもやっぱりあれですかね。
二度と同じことはくらいたくはなかったので。ネーションズリーグのファイナルラウンドでフランスに本当にやられてしまった。あそこまではやられたくなかった。
ただ自分がこういうのにならないと、やらないとというのがいっぱいある中でね、結局考えながらやってもそれは中途半端になるので、もう自分の中でここって決めてそこに打ち切るしかない。
それがうまくいったという。それは自分の中で一番フィットしてるスタイルだった。向こうが駆け引きしてくるのがわかっただけで、なるべくそれを自分が上手く駆け引きに乗ってっていうところだったんですけど。それが今回これだけ決まったということがすごく大きかったです。
――3セット目まではブロック抜いて、ちょっと強打強打でやってて、4セット目ぐらいからちょっといなしていってブロックに当ててアウトを取ったりとか、試合の中でもいろいろ変えてたじゃないですか。
西田:そうですね。そのテンポ自体がちょっとずれたりしてた部分があったので、あれは単純に自分で取ろうとしたんじゃないんです。結果そういう形になってただけ。特に何かその点数にしようっていうあれじゃない。
リバウンドをとって切り返してっていうところがねらいでした。まあ単純に自分にとってあれはラッキーでしたね。
――最後、(西田選手にトスが)上がってきたじゃないですか。決まったかなと思ったのを片手でひっかけられた。
西田:そうですね。もうあれは多分全員決まったと思ったんじゃないかと思いますけど、やっぱりそこが金メダルとったチームなんだなと。もうそこは一つ二つの差があったと思うんですね。
ネーションズリーグでのブラジルとの1点の差っていうよりも、よりこっちの方が近づいた部分があった。そういう1点をとりきらななければっていうのをずっと話してたんですけど、結局もうこういう結果になってるのでね。
そのレベルまでやってこれたんだなっていうところ。それも思いますけど、結局どう考えても多分ふっ切れないような形だと思う。これ決勝でやりたかった試合でしたね。ベスト16でやる内容ではなかったかなと。なのでそこら辺まではちょっとずっと行きたかったなと思うんですけど。
でもそれ以上に、今これだけ戦えたっていうのは自分たちにとってすごく大きなものになっていいます。
――さっきブランさんも西田選手のことを世界一のオポジットという結果といってました。実際やっぱり自分自身の自信にも今日の試合って今後にも繋がっています?。
西田:いや自信というよりも、各相手にこういうことができるのかって言ったら、わからないので。結局これが次勝ったらイタリアで、同じように戦えたか。それはやっぱりやってみないとわかりませんね。
もう今日だけを切り取られるんだったら、自分がやってる最中に「決まりすぎやろ」とは思いました(笑) 俺も「多分単純計算で70(%)超えてる。うわー何やろな」と思ったんですけど、考えることをやめた。考えても結局やらなきゃならない。ただ、どちらかというとより考えるのはやっぱり向こうのチームだったと思うんです。どうしようああしようとか思ったと思うんですけど、僕たちはね。出し切るしかない。背負うものがないと言ったらおかしいですけど、そういった状態だった。だからここまでこれなんじゃないかな。
写真:FIVB
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