2022-10-21 10:41 追加
ミラノ、ストレートでシエナを下して2勝目!石川祐希は出場せず イタリア1部
ミラノゲームレポート
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イタリア男子バレーボールリーグセリエA第3節、石川祐希所属のミラノは現地時間10月16日にホームでシエナと対戦し3-0(25-18, 29-27, 25-17)で勝利し、リーグ2勝目を挙げました。
石川祐希はこの日初めてのベンチスタートで、途中出場もありませんでした。
第1セットのスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、エバディプール(イラン)
MB:ヴィテッリ、ロセル(アルゼンチン)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ
L:ペサレージ
シエナ
OH:ファンハルデレン(オランダ)、ペトリッチ(セルビア)
MB:リッチ、マッゾーネ
OP:ピナリ
S:フィノリ(アルゼンチン)
L:ボナーミ
試合レポート
この日のミラノは開幕から2試合続けてスタメンだったOH石川とMBピアノに代えてメルガレホとヴィテッリを初めてスタメンで起用しました。
第1セットはスタートこそOHエバディプールを止めるシエナのブロックポイントから始まってしまいましたが、すぐに自分で点数を取り返します。
それからOPパトリィのスパイクなどで得点を重ねると、相手のミスやMBヴィテッリのブロックが出て9-5とミラノが大きくリードします。
そのあとはお互いサイドアウトが続きますが、終盤にパトリィとOHメルガレホにサービスエースがでて21-14と一気に突き放し、最後はシエナのミスで25-18で1セット目をミラノが先取します。
2セット目は2点差以上離れない一進一退の攻防になります。
ミラノはこの日絶好調のOPパトリィ、シエナはOPピナリを中心にサイトアウトを重ねます。
中盤以降はそのピナリにサービスエースも出てシエナが一歩リードしながら終盤まで進み、23-24とシエナが先にセットポイントを握りますがあと1点が遠く、逆にピナリにスパイクミスが出てミラノが逆転。
長いデュース末、最後はパトリィがスパイクを決めきって29-27で第2セットもミラノが取り切ります。
続く第3セットは序盤からMBロセルが連続ブロックを決めてミラノが6-3とリードを広げます。
その後も粘りのレシーブからのOHメルガレホのスパイクやロセルのサービスエースなどで10-5と更にミラノが点差を広げます。
シエナも途中出場のOHスワン・エンガペ(フランス代表のエンガペの実弟)などで得点しますが、終盤更にヴィテッリのクイックとエースで19-13と点差を広げたミラノ。
その後はシエナがミスを連発してもう完全にミラノの勝利ムードとなり、最後はこの日20得点、アタック決定率56%と絶好調だったパトリィのスパイクで締めたミラノが25-17でこのセットも取り切って、3-0のストレートでシエナに勝利しました。
この試合のMVPはミラノのオポジットのパトリィ。
ミラノは次回現地時間10月23日(日)15:30から、アウェイでモデナと対戦します。
文:堤敏樹
https://www.toshiki71.com
写真:Lega Pallavolo Serie A
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