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2022-10-29 07:57 追加

東京GB 手原紳「ここにいられるのは”あたりまえ”じゃない。始球式に来てくれる人に上下はないけど、斎藤工さんや小池百合子さんにアプローチしてくれる会社の情熱に応えたい」V1男子

手原紳コメント

SV男子

バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MENの東京グレートベアーズの開幕戦が2022年10月22,23日にアウェイのパナソニックアリーナで行われた。競り合う場面もあったが、2戦ともストレートで敗れた。試合後の手原紳の言葉を届ける。手原紳は8月に行われたハイキューコラボマッチでも宮兄弟に扮し活躍した選手だ。チームは昨年末、休部が決まり、その後全体移籍がかなって東京グレートベアーズとして初舞台を踏んだ。

 

●手原紳
開幕になってもっといいスタートが切れると思っていたんですけど結果を出すことができなかったのは残念。今シーズンこうやってこの舞台に立てたことは、去年のそのままだったらありえなかったことなので、これに関しては感謝しかない。ここまで本当に応援してくれた人、サポートしてくれた人もそうですし、このチームを存続させてくれた会社もそうですし、ここまでこれてこの日を迎えられたのは本当にありがたい、嬉しい気持ち。それを自分の中でどう表現して伝えたらいいのかとやったんですけど、それを勝利に結び付けられなくて、ここからよりよくなるようにやっていかないといけないなと思います。

東京ホームゲームは、本当に素晴らしい演出を手掛けてもらえる。それに少しでも還元したい。今までの始球式に来てくれた方に、もちろん上下はないんですよ。でも斎藤工さんとか小池百合子さんとか、より「東京のチーム」を感じさせるゲストにアプローチしてくれるということで、会社の情熱をすごく感じる。新宿の広告ジャックもそうですし、ラッピングバスもそう。本当に僕らを広めようとしてくれる。あとは本当に僕らがどれだけ魅せるプレーをできるか。そこにつきます。

https://tokyo-greatbears.com/opening-game-2022-23/

東京GBは監督、選手とも全体移籍でほとんどがFC東京時代のメンバーが引き継がれている。補強もVC長野や東レアローズといったチームからの受け入れで、現役代表や元代表主力、有名助っ人外国人を入れたわけではない。しかし、SNSやリリースを駆使してバレー界を飛び越えた驚きを次から次へと繰り出している。

バレーにかけられるお金が限られた中で、こうやって認知度に重きを置くチームが出てくるのは非常に興味深い。

まずはこの耳目を集めた東京体育館での試合で、見に来た人が「また来よう」と覆ってくれる試合を展開してくれることを切に願う。東京ホームゲームは本日29日と30日、東京体育館で開催される。

取材・文:中西美雁
写真:火野千鶴

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