2022-11-07 09:06 追加
白岩蘭奈が躍動し、群馬銀行が開幕4連勝。今季初勝利の千葉・吉田奈未主将「チームが勝つために自分が何をするべきか考えた」V2女子
V女子
同会場第2試合はホームGSS東京対群馬銀行グリーンウイングス。
ここまで試合ごとにスタメンを変更して戦っている群馬銀行は新外国籍選手ハンタヴァ・エヴァンゲリアをアウトサイドヒッターでスタートから起用。昨シーズン得点王、今季移籍加入の白岩蘭奈と対角を組ませる。セッターは3シーズン目の藤原愛。
GSS東京は前日の勝利に貢献した勝見咲子をスタメンに起用し、兼任選手の色摩知巳は監督に徹した。
第1セットはGSS東京。前日のシーズン初勝利がチーム内にポジティブな空気を生み、その勢いで群馬銀行を押し切る。
第2セットも混戦になったが、群馬銀行はメンバーチェンジで打開。ミドルに実績のある伊藤寿奈、アウトサイドも現段階ではコンビネーションに課題の残るハンタヴァに替え、開幕から好調の藤井寧々を投入。立て直しに成功し、次第に試合の主導権を奪っていく。
双方譲らない、熱量溢れる試合は選手のポテンシャルも引き出す。群馬銀行は得点王、白岩蘭奈のスイッチが入り、躍動。エモーショナルなプレーでチームのムードをけん引する。
ミドルブロッカー道下ひなのは自分のプレーもこなしつつ、常にコートの中に目を配るクレバーさも忘れない。群馬銀行は移籍加入コンビがそれぞれの仕事を果たし、最終的に3-1で勝利をものにした。
GSS東京はPFUブルーキャッツから移籍した合屋咲希が奮闘。加えて、チームの得点源であるミドルブロッカー張心穆意が14得点、前日の初勝利を支えたアウトサイドヒッターの勝見咲子が16得点。新加入選手からベテランまで活躍し、敗れはしたものの先に繋がる内容と成果でホームゲームを終えた。
猫田記念体育館では大野石油広島オイラーズが3-0で新加入のヴィアティン三重に勝利している。
次戦は11月12、13日。宮城県で試合が行われる。
なお、13日の仙台対GSS東京においてGSS東京の色摩知巳がメンバー入りを果たすと通算230試合出場達成となり、Vリーグ栄誉賞の対象となる。V1に比べて年間の試合数が少なく、かつ条件的にも長期にわたってプレーヤーを続けることが難しいV2所属の女子選手としては偉業ともいえる大記録だ。
11月6日終了時点での勝敗は下記の通り。
・群馬銀行(4試合4勝0敗、12ポイント)
・浜松(3試合3勝0敗、8ポイント)
・ルートイン(2試合2勝0敗、6ポイント)
・アランマーレ(2試合2勝0敗、5ポイント)
・大野石油(2試合1勝1敗、4ポイント)
・千葉(4試合1勝3敗、4ポイント)
・GSS東京(4試合1勝3敗、3ポイント)
・仙台(2試合0勝2敗、0ポイント)
・熊本(2試合0勝2敗、0ポイント)
・JAぎふ(2試合0勝2敗、0ポイント)
・ヴィアティン(1試合0勝1敗、0ポイント)
撮影 堀江丈
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