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会見・コメント

2022-11-10 19:09 追加

群馬銀行・齋藤真由美監督「選手たちと一緒にチャレンジしていくことを楽しみたい」、GSS東京・勝見咲子「周りを見て手を差し伸べてあげられるベテランになりたい」 V2女子会見

V女子

●松尾奈津子主将(セッター)

ーー松尾主将に。開幕3連勝。ここまでの手応えは?

松尾:誰が出ても強いチームを目指しています。3試合メンバーを変えて戦っているんですけど、良い形ができていると感じています。ただ、今日の試合は相手ではなく自分たちを見たバレーになってしまうところがありました。もう少し早く声かけをして、1、2戦目にできていたことをきちんとできたらよかったと思います。

ーー第2セットを取られました。その自分たちを見たバレーの影響でしょうか?

松尾:1、2戦目では相手が何をやってくるか、相手をどう攻略するか声掛けをやってきていたんですけど、今日はそれができなくて。点を取っても淡々とやってしまった。リズムが作りきれなかったと感じています。

ーー各スパイカーに対してのトスアップの手応えや課題は?

松尾:毎試合、試合の中でこれをやっていこうということをコーチ陣と詰めています。それにプラスして、各アタッカーが良い打点で打てるようにも意識しています。でも、今日は自分たちのことに気を取られすぎたと感じています。相手がこうだからここを使っていこう、ではなくて、ここを使うのが課題だから使う、みたいな感じになってしまいました。

●田中瑠奈選手(アウトサイドヒッター)

田中:今シーズンは誰が出ても勝つ、勝ちにこだわるというのが目標です。チャレンジャーのつもりで何事にも挑戦していく、そういう前向きな言葉もかけてもらっています。どんな試合でも全員で勝ち取る強い気持ちがチーム全体にありますね。
でも、劣勢になった時に誰が声をかけるか、今のボールはだれが拾うか、そういう部分で迷いが生じると気持ちが欠ける場面があると思います。そこを修正できたら勝てる試合はもっと増えてくるだろうし、自分たちのリズムも順調に行くのではないかと感じています。

ーープレーヤーとしての今シーズンの目標は?

田中:昨シーズンと変わらず、「最後に自分が決め切る、自分がこのチームを勝たせる」です。そこは一番に置いていますけど、今シーズンは下の子達も支えながら、自分のプレーを伸ばしていくことも目標にしています。

●白岩蘭奈選手(アウトサイドヒッター)

ーー3試合通しての感想と、今日の試合の感想を。

白岩:誰が出ても勝ち切れるというのが群馬銀行の強みだと思います。誰が出てもしっかり勝ちにこだわって、内容にもこだわっていけたらと思います。試合によってスタメンが異なるので、その日の軸になる選手が変わります。今日の第2セットのように役割がぶれてしまった時には弱さが出てしまう。これからのリーグを通して課題になるのかなと思います。

ーーリーグ戦をやってみて、自分がイメージしていた「求められるもの」と実際の役割で違った部分などはありますか?

白岩:自分の思っていたスタイルと、今のチームで求められることのギャップで少し戸惑いを感じていた時期はありました。

ーーギャップとは?

白岩:今まではどこからでも自分にトスが上がってきていましたが、群馬銀行ではみんなが点数を取れます。もちろん良いことではあるんですけど、そこで迷いを感じる部分が最初はありました。
でも自分がサーブレシ-ブをしっかり返せば、フロントのみんなが気持ちよくスパイクを決めてくれる。そこにすごく嬉しさを感じていて。そういったことにもフォーカスして、自分のやるべきことを伸ばしていきたいと思っています。

――田中、白岩両選手は得点王を経験しています。豪華な対角ですし、新人の藤井選手も結果を出しています。選手同士でのライバル心などは?

田中:ないと言えば、それはやっぱりちょっと違うとは思うんですけども(笑) それぞれ調子の良い悪いもありますし、レセプションが返らなかったときには私がどれだけカバーできるかだったり、私の調子が悪ければ対角のランナさんだったり、ネネが頑張ってくれたり。試合の時は助け合いを意識しながらも、切磋琢磨するところはしっかりできていると思います。

白岩:特徴がそれぞれ違うので、マッチアップで良い状態の選手を使うというところをスタッフが組んでくれています。試合に出たときにしっかり結果を残せるように切磋琢磨していきたいです。

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