第2試合

GSS東京サンビームズ　3（28-26、17-25、25-19、25-19）1　千葉エンゼルクロス

■GSS東京サンビームズ

●色摩知巳監督兼選手（アウトサイドヒッター）

ーー初勝利おめでとうございます。

色摩：途中から雰囲気が良くなりましたね。みんなでワーワーやったことで自分たちの流れに持っていけました。まずは初勝利、ホッとしています。

ーー前2戦との違いは？

色摩：菊池がうちのムードメーカーだと私は思っているんですけど、そこで本当に雰囲気を変えてくれました。最初の方はスパイクが決まらなかったけど(笑)、それでもムードをすごく上げてくれたので。菊池が今後もどんどん盛り上げてくれます。

一同：盛り上げ確定なんだ！(笑)

色摩：やっぱり全員でやっていかなければだめだなって思いました。私もプレーヤーとして不調の中、勝見が頑張ってくれた。途中で入ったメンバー、伊藤（きわ美）、森田（英莉）、2枚替えもそうですし、本当に入ったメンバーがチームを盛り上げくれているので。そこをうまく笛木総監督と松浦コーチ、平岩コーチとも話し合ってやっていけたらなと思っています。

ーー第3セットのメンバーチェンジ（合屋咲希→菊地零、色摩知巳→勝見咲子）が今日は勝利のポイントになったと思います。

色摩：菊池を入れてムードが上がったのと、自分は今日パフォーマンスが厳しかったので「ごめん、勝見、お願い！」って感じで交代してもらいました。途中から代わったメンバーがしっかり活躍してくれてよかったと思います。

●伊藤きわ美主将（アウトサイドヒッター）

ーー伊藤主将に。新メンバーも増えました。今シーズンどういうチームを作っていきたい？

伊藤：去年まで活躍されていた方々がたくさん抜けて。メンバーも増えましたし、チームが全く新しい感じにはなったんですけど、その中でもGSS東京が大事にしてきた「元気」だったり、「見ていて楽しいと思ってもらえるバレーボール」は引き続き頑張っていきたいですね。
個々の技術力も上がっているのかなと思うので、そこを活かしていきたい。今シーズンはそういう目標を持ってやっています。現段階ではできている部分とできていない部分があるんですけど、一人ひとりの役割、そこに全員が全うできるように頑張っていきたいと思っています。

ーーリリーフサーバーからの出番になりましたが。

伊藤：去年負傷した膝が良くないというのもあって、今シーズンはリリーフサーブから入っています。自分がいなくてもアウトサイドヒッター陣は頼もしいので、まずは自分の膝を優先して治していく。その中で、チームの調子が悪い時、ですね。リーグは長いのでどうしても疲れてしまったり、体力が落ちてしまう時もあると思うので、そういう時に自分が支えてあげられるように準備している段階です。

●菊地零選手（オポジット／セッター）

ーー菊池選手に。第2セットはサーブブレイクの活躍、そして第3セットはスタートからの出場で試合の流れを変える働きをしましたね。本日の自己評価は？

菊池：正直、プレーは決まっていないなと感じていたんですけど、そこを気にしていたら楽しくもないし、やるからには楽しくやりたいので(笑)、決まっていないけど声を出していこうと。とにかく雰囲気を大事にしていました。プレーには納得していないのですが、雰囲気作りでチームの初勝利に貢献できたことはすごくうれしいです。

ーーセッターからスパイカーにポジション変更でしょうか？　サマーではまだセッターでしたよね？

菊池：ポジション変更は迷ったんですけど、自分がスパイカーで出て勝ちたいなと思いました。今シーズンはスパイカーでいきます。

ーースパイカーとしての強みは？

菊池：ただ強く打つだけじゃなくて、軟打を混ぜてやっていくことかなと思います。

色摩：左利きを活かして（ささやき声）

菊池：左利きを活かして頑張ります(笑)

●勝見咲子選手（アウトサイドヒッター）

ーー勝見選手に。ベテランらしい活躍です。数字以上の貢献を感じました。

勝見：今日の私の役割は、思いっきりスパイクを打って、チームを勢いで盛り上げること。勝負するところは勝負していけたのかなと思います。

ーースタートから入った第3セットを振り返って。

勝見：菊池が「ハッピーハッピー」ってずっと言っていて(笑)

ーー「ハッピー？」

一同：「菊池がハッピーにいこう、ハッピーでやろう」って(笑)

勝見：そのハッピームードで押し切れました。GSS東京らしさが出せたので勝ちに繋がったと思います。

ーー長くプレーしていたメンバーが抜けて、チームの柱としてやっていかなければなりませんね。今シーズンはどんな抱負で臨んでいますか？

勝見：メンバーが変わって…キャプテン、副キャプテンも変わって。私が在籍している中で初めての「代替わり」をしたシーズンになります。６年目としてベテランと呼ばれる存在になった中、プレーだけじゃなくて精神面だったり、コートの中の表情だったりとか、心の部分でもみんなの支えになれるように。自分に余裕をもって、周りを見て手を差し伸べてあげられるベテランになりたいです。

（一同拍手）

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