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2022-11-27 07:00 追加

無敗対決を制したのはアランマーレ。サーブ&ブロックが機能し、ライバル群馬銀行を下す。JAぎふが今季初勝利 Ⅴ2女子

V2女子の結果

V2/V3 女子

2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は11月26日にアイオーしんきん伊勢崎アリーナ(群馬県)、熊本県立総合体育館(熊本県)、上田市自然運動公園総合体育館(長野県)で計4試合を開催した。

注目は伊勢崎アリーナでの群馬銀行グリーンウイングス対プレステージ・インターナショナルアランマーレ。
無敗同士の首位争いはサーブ&ブロックが機能したアランマーレに軍配が上がり、3-0のストレートでアランマーレが群馬銀行に勝利した。
アランマーレは効果的なサーブで試合の主導権を握り、群馬銀行に決定的な反撃を許さなかった。ブロックも量産し、2年連続ブロック賞、菅原里奈の4本を筆頭に伊藤摩耶が3本、オケケアル・メソマチが3本。計13ブロックをあげ、ホーム群馬銀行を圧倒した。

群馬銀行はここまで好成績を残している藤井寧々、菊地実結のルーキコンビを途中投入し局面の打開を図ったが、アランマーレの勢いを止めるには至らなかった。

「チャレンジした試合だった」
と試合後、群馬銀行・齋藤真由美監督は語った。

群馬銀行は新外国籍選手ハンタヴァ・ エヴァンゲリアを初めてオポジットに起用し、アウトサイドヒッターは田中瑠奈、白岩蘭奈の得点王コンビという攻撃的布陣で臨んだが、群馬銀行の新布陣に対してアランマーレの「サーブからのトータルディフェンス」が勝った形となった。

アランマーレ・北原勉監督は
「群馬銀行さんのスタートは予想したメンバーと違ったが選手たちが良くアジャストしてくれた。(対群馬銀行戦を)意識し過ぎないように選手をリラックスさせるように努めた」
と勝因の一端を述べた。

その北原監督が「常に沈着冷静」と評価するミドルブロッカー伊藤摩耶は
「自分たちのやりたいことが明確になっていて、試合中は負ける気がしなかった」
と語り、「この1戦を意識したか?」との質問には
「相手が群馬銀行さんというプレッシャーは特になく、自分たちがやるべきことをしっかりやっていこうという雰囲気の中でこの週末を迎えることができた」
と落ち着いた口調で返答した。

熊本県立総合体育館ではJAぎふリオレーナが大野石油広島オイラーズにフルセットで競り勝ち、嬉しい今季初勝利。開幕以来5連敗中だったがようやくトンネルを抜けた。

フォレストリーヴズ熊本はブレス浜松にセットを先取するもその後を続けて落とし敗戦。

上田市自然運動公園総合体育館では4連勝中のリガーレ仙台がルートインホテルズブリリアントアリーズに敗れて連勝ストップ。仙台は一部選手に新型コロナ陽性者が出たため、リーグのガイドラインに沿って陰性が確認された選手のみで試合に参加していた。

27日も同3会場で試合が予定されていたが、コロナの影響で千葉が事前に出場辞退を表明しており、上田市自然運動公園総合体育館でのルートイン戦は中止となっている。

11月26日終了時点での勝敗は下記の通り。

・アランマーレ(6試合6勝0敗、17ポイント)
・群馬銀行(6試合5勝1敗、15ポイント)
・浜松(6試合5勝1敗、14ポイント)
・仙台(7試合4勝3敗、12ポイント)
・ルートイン(5試合4勝1敗、11ポイント)
・GSS東京(7試合3勝4敗、8ポイント)
・ヴィアティン(4試合2勝2敗、5ポイント)
・大野石油(5試合1勝4敗、7ポイント)
・千葉(7試合1勝6敗、5ポイント)
・JAぎふ(6試合1勝5敗、2ポイント)
・熊本(5試合0勝5敗、0ポイント)

撮影 堀江丈

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