2022-12-05 19:23 追加
宮浦健人ニサ、ジェシュフにストレート負けでリーグ3連敗 ポーランド1部
ニサ ゲームレポート
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ポーランド男子バレーボールリーグ(プルスリーガ)第13節、宮浦健人所属でリーグ6位のニサは現地時間12月1日(木)にホームで同2位のジェシュフと対戦し、0-3(22-25, 18-25, 14-25)で敗れました。
宮浦健人は各セット途中出場しアタックで1得点あげました。
第1セットスタメン
ニサ
OH:ゲルジョット(ポーランド)、クファソフスキ(ポーランド)
MB:ゼルバ(アルゼンチン)、アブラモヴィッチ(ポーランド)
OP:ベンタラ(チュニジア)
S:ズコウスキ(クロアチア)
L:デムビエツ(ポーランド)
ジェシュフ
OH:チェブイ(スロヴェニア)、デファルコ(アメリカ)
MB:コザメルニク(スロヴェニア)、コハノフスキ(ポーランド)
OP:ブツキ(ポーランド)
S:ジズガ(ポーランド)
L:ザトルスキ(ポーランド)
●試合レポート
第1セット、序盤はニサがトスをうまく散らして得点を重ね、更にOHクファソフスキのブロック、OPベンタラのスパイクなどで10-6と大きくリードしいます。しかし12-10の場面からジェシュフのMBコハノフスキにサーブが回ってくると、好サーブを連発してニサのレシーバー陣を崩し、自身のエースを含む3連続ブレイクで12-13とジェシュフが逆転します。その後中盤にミスが続いたニサに対し、ジェシュフはサーブが機能してSジズガやMBコザメルニクのブロックなどでコンスタントにブレイクを重ね、じわじわと点差を広げていきます。14-15の場面で宮浦もリリーフサーバーでコートに立ちますが珍しくミスになりました。ジェシュフはMBコザメルニクにもエースが出なるなどして15-20と更に点差を広げます。そこからニサがOPベンタラのエースなどで21-23と詰め寄るも、最後はOHチェブイのクロススパイクが決まって22-25でジェシュフがこのセットを取ります。
第2セット、序盤から引き続きジェシュフがサーブでニサのOHゲルジョットを狙ってサーブレシーブを崩しにかかりますが、OPベンタラとゲルジョット自らが得点を決めて6-5と競った展開を見せます。しかしその後OHデファルコがスパイク、ブロック、サーブでそれぞれ得点を決めるなどしてジェシュフがブレイクを重ね10-14とリードします。その後もOHデファルコのスパイクを中心に得点を重ねたジェシュフがじわじわとリードを広げながら15-22とセット終盤を迎えます。ニサはOP宮浦、Sシュチュ―レク、OHエルグラオウイを投入して状況の改善を図ろうとしますが点差は縮まらず、最後は途中出場のOPムザイの高さのあるスパイクが決まり、このセットも18-25でジェシュフが取ります。
第3セット、ニサはMBアブラモヴィッチに代えてMBヤンコフスキ、ジェシュフはOPブツキに代えてOPムザイをスタートから起用します。開始直後はお互いにミスが出るなどして点差が広がりませんが、そこからジェシュフがSジズガのエースで5-7として先に抜け出します。ニサは長いラリーからOHクファソフスキやOPベンタラがスパイクを決めて12-12と中盤同点まで追いつきますが、あと1点のところでサーブミスとなり、逆にそこからジェシュフに連続ブロックを浴びて12-15と引き離されます。更にそのすぐ後のSジズガのサーブからジェシュフが連続ブロックなどでブレイクを決めて13-19とリードを広げ、ニサは再び第2セットと同様にOP宮浦、Sシュチュ―レク、OHエルグラオウイを投入しますが、その後もジズガのサービスエースやニサのコンビネーションミスで13-24とこのローテだけで8連続ブレイクを許してしまったニサ。その後ようやくSジズガのサーブミスでサイドアウトを取るも、最後はMBコハノフスキの力強いクイックがキレイに決まり、14-25の大差でこのセットを取ったジェシュフが0-3でニサに勝利しました。
MVP:OHトーリー・デファルコ(18得点(うちサーブ2、ブロック4)、アタック決定率57%)
宮浦健人は1得点、アタック決定率33%でした。
これでニサは通算6勝7敗20得点で暫定8位となりました。
次節は現地時間12月6日(火)16:15(日本時間翌0:15)から、ホームで同10位のワルシャワと対戦します。
文:堤敏樹
(『トシキブログ』より(ブログ内で感想なども掲載しています))
写真:PZPL
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