2022-12-07 08:00 追加
東レ・関菜々巳「ミドルの決定打、ライトゾーンの攻撃というところを機能させてやっていきたい」埼玉上尾・岩澤実育「ブロックとディフェンスの関係をとって何回も粘ることができている」V1女子会見
SV女子
●大久保茂和監督
今日の試合に関しては、東レさんの(クラン)ヤナ選手と石川選手にプレッシャーをかけに行きました。
そこを上回るというか、ヤナ選手であればブロックの上、石川選手であればインナーのアタックを止めきれなかったのが敗因と思っています。
――第3セット途中から目黒選手、仁井田選手からロゾ(サラ)選手、内瀬戸(真実)選手に交代した意図は?
大久保:先週の姫路戦でも試している形です。長い(期間)リーグを戦っていく上で、チーム内の競争力を高めることを当初からやってきています。
その一つの形としてトライしました。
――劣勢になったのでトライした感じか?
大久保:第1セット取ることができましたが、第2、3と取られている中で、昨日もフルセット戦っているのでよりフレッシュな選手をということでやりました。
コーチングスタッフの中では、固定の6人、7人でリーグを乗り切れると思っていません。
長丁場の戦いになる中でよりチーム内の競争を生み出しつつその中でベストな選択を成長の途中(途中)で探していきたいです。
残念ながら敗戦しましたがこの悔しさを明日からの練習に生かしていきたいと思います。
――最近の試合で起用し始めた内瀬戸選手、ロゾ選手の状態は?
大久保:ロゾ選手関しては、アジアでの長期間の生活にやっと慣れてきたと思います。
通訳を介していますが言葉の壁、食生活(の違い)を鑑みてまだもっと力を引き出せると思っています。
内瀬戸に関しては、世界選手権に向けた代表活動の中で(本来のアウトサイドヒッターではなく)リベロとしてやっていたので彼女の中で(状態が)100%ではないと思います。
繰り返しになりますが、チーム内での競争を生み出していく、その競争の中でより1%でも成長していこうということを言っています。
内瀬戸選手に関してももっとできる選手だと思っています。
――2022年のVリーグの試合が終わったが現在の成績(暫定5位:8勝4敗)の評価は?
大久保:開幕からスタートダッシュできて(4連勝)いい位置につけられているとは感じます。
今リーグの中で自分たちがどこにいるかというよりも、日々1%でも成長し続けていくことをテーマにしています。
いい時も悪い時もどれだけチームの和を保って、自分たちの可能性を信じられるかということを皆でやっています。
もちろん優勝を目指してやっています。チーム、グループ、集団として少しでも強くなる、その先に結果がついてくると思っています。
写真:黒羽白
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