2022-12-10 08:00 追加
東京GB・玉宅健太郎「流れが悪くなってしまうとバタバタといってしまう弱さがあった」V1男子会見
V1男子 東京GB会見
V1リーグ 男子
12月3日にアリーナ立川立飛(東京都)で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsJT広島の試合後会見コメントのうち東京GB分をお届けする。
■東京グレートベアーズ
●真保綱一郎監督
今日は内容としてよくありませんでした。
向こう(JT広島)はチーム状況が非常に苦しい状態でアウトサイドヒッターの2人を守備型の、井上(慎一朗)、武智(洸史)選手で派手に攻撃を決めるタイプでなく守備を固めて江川(ジャンチュアン)選手にきっちり打たすという形です。
本当は我々が粘り勝ちをしないといけないところを粘り負けしてしまったというのが第一印象です。
――アウトサイドヒッターに戸嵜(嵩大)、笠利(真吾)選手を起用して、笠利選手がバックゾーンのローテーションの時にレシーバとして谷口(渉)選手を起用するのは一つの形して機能してきているか?
真保:先週の(ジェイテクト戦の)土曜日は(ジェイテクトの)関田(誠大)、柳田(将洋)、河東(祐大)選手と背が高くない選手側のレフトで星野(秀知)選手だけが悪いわけではありませんでしたが、攻められませんでした。
(注:柳田選手はオポジットで起用されていたので相手のレフトに対してブロックをするローテーションが多くなる)
日曜日笠利を使って、両レフトをしっかり使うということをテーマにして勝つことができました。
今日は試合前金子(聖輝)選手を起用すると予想していました。結果は合田(心平)選手でしたがレフトを機能させるのがテーマでした。
もちろん守備が大きく崩れなければ今の形をしばらく続けるのがいいかなと思っています。
――アウトサイドヒッターの2人(戸嵜、笠利選手)の評価は?
真保:本当にいい仕事はしてくれたと思います。(アタック決定率:戸嵜選手(51.7%)、笠利選手(50%))
――第3セット押し切れると思っていたが?
真保:今日は決め手がありませんでした。
誰か1人のせいではありませんが、チーム全体でアタックで1~2点取らないといけないです。
我々の課題であるアタック(決定率は10チーム中8位45.6%)が決まりませんでした。
正直第1セットからそのような状態でした。それで(相手の)江川選手に余裕を持たせてしまいました。
ガンガンサーブを入れてきてスパイクも気持ちよく打ってきました。
そうさせたのは我々の問題でした。しっかり明日修正をしないといけないと思います。
――真ん中の攻撃の点ではバックゾーンからの戸嵜、笠利選手の攻撃はあったが、トランジション時に前衛(ミドルブロッカー)の攻撃がないように見えたが?
真保:正直使いたいです。今使えということはプレッシャーになるのではと思います。
そこは改善しないといけません。栗山(英之選手)2本、武藤(鉄也選手)3本、小田嶋(大貴選手)0本でした。
しかもほとんど決まっていません。(3人で1本)
最後ラファ(アラウージョラファエル)選手、各レフトの選手に負担になります。
絶対改善しないといけないところです。大きな課題です。
――先週ジェイテクトに勝利をして、今週の状態のJT広島には勝つチャンスがあったと思うが?
真保:最初(JT広島は)自信がなかったと思います。我々もいいスタートを切りました。
その中で我々から流れを手放したことがあったと思います。
それはメンタルより技術的なところなのでしっかり決めきるところができないとこういう試合になります。
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