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会見・コメント

2022-12-10 10:09 追加

アルテミス北海道・成田郁久美監督「最初から勝負を仕掛けていかないと勝つことは難しい」、筑波大・倉田朱里主将「学生最後の大会なので、悔いのないようにしっかりやりたい」 皇后杯コメント

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■筑波大学
●倉田朱里主将

――今日は初めて対戦するチームだったと思いますが…?

倉田:相手がどこであっても自分たちが練習してきたことを出し切ろうというふうに話して臨みました。特に先週行われた全日本インカレで3回戦で敗退してしまい、やり切れずに終わったことが私も含め4年生3人の後悔につながってしまったので、皇后杯では何が何でもやり切って、このチームを終わらせようと意気込んで臨みました。
中西(康己)先生からも「勝ちにいくオーラ、気迫を出して行け」というふうに言われていたので、今日はどこが相手でも絶対勝ちにいこうという強い気持ちで戦いました。

――第2セットは相手に押された場面もありましたが、どのように捉えていますか?

倉田:自分たちも出だしを大事にしようとチーム全体でやっているので、出だしはよかった部分もありました。でも、中盤、後半にかけて相手の勢いであったり、相手が自分たちの対応をしてきた時に慌ててしまったり、自分たちでミスを出してしまうというのがこの1年通しての反省でもありました。ただ、いつもなら「まずいな」とか顔に出ることもあったのですが、今日は顔に出さないように自分でも心がけ、例えばサービスエースをとられたりとか、被ブロックされた選手に顔を見て声をかけるようにしていました。それが勝因かはわかりませんが、選手一人ひとりも「ここで切るぞ」とか下級生からも声をかけてくれたので、そういうところでは自分たちで踏ん張って耐えたのかなと思います。

――次戦はV1の強豪・JTとの対戦ですが…?

倉田:黒鷲旗に続いて、V1のチームと対戦させていただく貴重な機会ですので、大学生らしさ、勢いをもって、高いブロックや粘り強いディグなどにも逃げ腰にならずにしっかりやりたいと思います。このチームはこの大会で終わりですが、筑波大学の今後のチームにもつなげられるようなプレーができたらと思います。

――個人的には大学最後の大会をどんな気持ちで戦っていますか?

倉田:先ほども話しましたように、インカレですごく悔しい思いをしたので、自分自身のためもそうですし、後輩たちだったり、今まで応援してくれた関係者の方々、保護者の皆さんにインカレの結果は結果ですけど、「こんなものではないぞ」とプレーや声かけとか、顔つきなどを伝えていけたらと思います。また、口ではいくらでも後輩たちに言えますが、プレーで見せるのはもう今回の試合しかないので…。今週などインカレが終わってからの練習でもプレーや練習に対する姿勢で後輩たちにいろいろなことを伝えたいなという思いで取り組んできました。本音を言ったら、もう少しやりたい気持ちはあるんですけど、でも、終わりは終わりなので、しっかり悔いないように一生懸命やりたいと思います。

――卒業後の進路はまだ発表できないと思いますが、バレーは続けますか?

倉田:はい。バレーは続けるので、その先のチームでもチームへの貢献はもちろん、自分自身がもっと成長して、上のカテゴリーでも通用するように、競技者としてもそうですし、もう学生ではなくなるので、一人の大人としての成長もしていけたらと思っています。

写真:堀江丈

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