2022-12-11 06:00 追加
JT・和田由紀子「筑波大にはVのチームとはまた違うエネルギーやパワフルさがあった」 皇后杯コメント
皇后杯 JT対筑波大 コメント
SV女子
12月10日に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で行われた令和4年度皇后杯全日本バレーボール選手権大会ファイナルラウンド2回戦JTマーヴェラス対筑波大学の試合後のJT・和田由紀子選手のコメントをお届けする。
JTマーヴェラス 3(24-26、25-22、24-26、25-16、15-10)2 筑波大学
――試合を振り返って。
和田:初戦で、こういう大きい体育館で4面で試合することも慣れていなかったせいか、大学生の勢いに押されて、自分たちが焦ってしまうということが序盤は多く、3セット目くらいからやっと相手の速さにこちらが対応してきたという展開で、ギリギリ勝ち切れた試合でした。明日からはVのチームと当たるので、今日みたいに3セット目から修正していては間に合わないと思うので、明日は1セット目から自分たちのバレーができるようにしていきたいです。
――大学のチームは普段対戦していない分、やりにくさを感じることはありましたか?
和田:Vのチームとはまた違うエネルギーやパワフルさが大学生にはあると思うので、そういうものに少し押されてしまったかなと思います。
――佐藤淑乃選手など、相手には同学年の選手もいますが、高校時代などに対戦したり、交流のあった選手はいますか?
和田:対戦した選手はいなかったと思います。
――和田選手は春高もこの体育館でしたが、その時は有観客、皇后杯が行われた時はコロナ禍で無観客でした。この会場で久しぶりに有観客で戦ってみて、いかがでしたか?
和田:観客席の中にJTの服を来て応援してくださっている方がいて、ありがたいなと思いますし、観に来てくださっている方のためにもっともっといいバレーをしなければならないなと感じました。
――和田選手は今シーズンに入って急成長した印象ですが、手応えは?
和田:昨シーズンからセットの中盤くらいからメンバーチェンジで試合に出させていただくことが多くなり、それから少しずつ自信を持てるようになりました。今年はそれをもっとレベルを上げてやっていかなければならないと自分の中で感じていて、チームも若くなったので、自分たち下の学年が盛り上げていかなければならないと思っています。
――目標にしている選手は?
和田:同じチームの林琴奈選手は攻守で安定していて、技が幅広くて、見習うべきところがたくさんある選手なので、すごく尊敬しています。
――オポジットのポジションで、サーブレシーブに入らない中で心がけていることは?
和田:レフトの選手はレセプションの負荷がかかるので、自分はその負担がかからない分、点数をとって攻撃面で引っ張っていこうという気持ちで取り組んでいます。
――準々決勝の日立Astemo戦に向けて。
和田:明日はもう一度、自分たちが大事にしていることを再確認して、1セット目から勢いよく、チャレンジできる試合にしていきたいと思います。
写真:黒羽白、堀江丈
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