2023-01-06 09:10 追加
女子は金蘭会、共栄学園、古川学園などが3回戦へ。1回戦不戦勝で初戦となった熊本信愛女学院もストレート勝利 春高バレー
春高バレー 女子2回戦の結果
高校バレー 女子
ジャパネット杯春の高校バレー 第75回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)は5日、男女の2回戦を行った。
女子はシード校の金蘭会(大阪)、古川学園(宮城)などが登場。昨年優勝校で3連覇を狙っていた就実(岡山)は既報の通り、新型コロナウイルス陽性者発生のため欠場となった。
共栄学園(東京)は開智(和歌山)と対戦。フルセットの接戦の末、勝利した。中村文哉監督は「サーブがとても良く、相性が悪そうなチームと思い、対策をしてきたが終始サーブで崩され、苦戦したがミク(秋本美空)が大事なところで決めてくれた。器用なタイプの選手で、今よりもっとできる力があると思う。将来は木村沙織さんのようになってほしい」と期待を込めた。
1回戦の対戦相手が欠場のため不戦勝となり、今大会初の試合を行った熊本信愛女学院(熊本)は宇都宮中央女子・宇都宮中央(栃木)と対戦。ストレートで勝利した。既にNECへの内定が発表されているエースの原嶋睦夢(あゆむ)は試合後に「初戦がなくなった影響は特になかったが、自分の出来は30点。レシーブのお見合いなどは反省点」と自身を厳しく評価した。自身のストロングポイントは速い攻撃と強打を打ち分けられることだといい、憧れの選手は同校OGでNECでもともにプレーすることになる古賀紗理那。「春高の目標は日本一」と笑顔で話した。
女子の最終戦、三重(三重)対文京学院大女子(東京)はフルセットにもつれ込み、第3セットがデュースとなる大激闘となったが、三重が逆転で勝利した。また、2022年インターハイ優勝校の金蘭会、同準優勝の古川学園、3位の八王子実践(東京)をはじめ、東九州龍谷(大分)、九州文化学園(長崎)などが3回戦に駒を進めた。
6日は3回戦と準々決勝が行われる。
【2回戦の結果】
東九州龍谷(大分) 2(25-14、25-12)0 岩美(鳥取)
鹿児島実(鹿児島) 2 (21-25、27-25、25-18) 1 豊川(愛知)
佐賀学園(佐賀) 2(25-22、25-15) 0 高岡商(富山)
金蘭会(大阪) 2(25-20、25-14)0 進徳女(広島)
共栄学園(東京) 2(22-25、25-19、25-22)1 開智(和歌山)
福井工大福井(福井) 2(25-23、25-17)0 青森西(青森)
誠英(山口)2 (25-10、25-15)0 西邑楽(群馬)
古川学園(宮城) 2(25-20、25-20)0 京都橘(京都)
日本航空(山梨) 2(22-25、25-21、25-20) 1 金沢商(石川)
城南学園(大阪) 2(25-16、25-14) 0 札幌山の手(北海道)
高松南(香川) 2(25-23、25-13) 0 宮崎日大(宮崎)
九州文化学園(長崎) 2(25-22、20-25、25-21)1 松山東雲(愛媛)
八王子実践(東京) 2(25-20、25-11)0 氷上(兵庫)
新潟中央(新潟) 2(25-0、25-0)0 就実(岡山)
(※就実欠場のため不戦勝)
熊本信愛女(熊本) 2(25-17、25-17) 0 宇中女・宇中央(栃木)
三重(三重) 2(21-25、25-21、29-27)1 文京学院大女(東京)
【3回戦の組み合わせ】
金蘭会(大阪)✕鹿児島実(鹿児島)
東九州龍谷(大分)✕城南学園(大阪)
日本航空(山梨)✕共栄学園(東京)
九州文化学園(長崎)✕古川学園(宮城)
新潟中央(新潟)✕熊本信愛女(熊本)
福井工大福井(福井)✕誠英(山口)
三重(三重)✕高松南(香川)
佐賀学園(佐賀)✕八王子実践(東京)
写真:坂本清
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