2023-01-16 10:03 追加
春高連覇を経験した中澤恵(早大在学中)が選んだチームはGSS東京。待望のVリーグデビュー。そして、まさかのバレー卒業宣言。群馬銀行首位、仙台連勝、アランマーレ遂に土 V2女子
V2女子の結果
V女子
2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は1月14日、15日に荒川総合スポーツセンター(東京都)、キッコーマンアリーナ(千葉県)、鶴岡市小真木原総合体育館(山形県)で計8試合を開催した。
荒川総合スポーツセンターではGSS東京がホームゲームを行い、金蘭会高校で春高連覇の経験を持つ中澤恵(早稲田大学在学中)がチームのスターティングメンバーに名を連ね、待望のVリーグデビューを果たした。

2019年、春高連覇時の金蘭会レギュラーメンバーは中澤をはじめ、西川有喜(JT/日本代表)、宮部愛芽世(東海大学/日本代表)、曽我啓菜(元NEC・退団/元日本代表)、水杉玲奈(東レ/日本代表)、中川つかさ(東海大学/NEC内定/U20等の代表歴)という錚々たる面々。中澤はミドルブロッカーのレギュラーとして曽我啓菜と対角を組み、機動力とクレバーなプレーで優勝に大きな貢献をした経歴を持つ。

高校卒業後は早稲田大学(関東大学リーグ女子2部)に進学し、中心選手として活躍。4年生となった今年はその進路が注目されていた。
その中澤が選んだのはGSS東京サンビームズ。
デビューの2戦で中澤は早くもGSS東京のサーブレシーブの軸となり、ブロックやバックアタックでも躍動した。
15日、JAぎふとの試合後、記者会見で中澤は
「お話をいただいたときに、自分がまだ挑戦できるなら挑戦してみたい気持ちがありました。大学時代、チーム内でなかなか練習試合が組めず、GSS東京との定期的な練習試合があることですごく助かっていました。そのことに対して感謝の気持ちを持っていて、勝利のお手伝いができるのであれば力になりたいと思いました」
と入団の経緯を語り
「昔からチームにいるみたいに馴染んでいますね」
という記者の感想に対して
「練習試合を通じてチームの特徴は把握していました。チームを知るところからスタートするのではなく、ある程度知っている状態でプレーができています。GSS東京はコミュニケーションをしっかり取るチームで自分も発言しやすい環境です」
とコメントした。

「V1への入団という選択肢もあったのではないか?」
との質問には
「少し長くなってしまいますが、きちんと話をさせてください」
と前置きした上で
「そういうお声がけもいただいていました。でも、4月からは一般企業へ就職します。大学に入っていろんな人を知って、いろんな世界が広がりました。自分がこのままバレーボールだけの人生で行くのかと考えたときに新しいことにも挑戦してみたいという気持ちが芽生えました。こうじゃないといけない、という縛りが自分の中で消えて(少し不安もあるけど)新たな道で頑張っていく覚悟が定まりました」
とⅤリーガーは卒業までの期間限定の活動であることを公にした。
デビューと同時にバレーからの卒業宣言もした「期間限定」Ⅴリーガー。異例ではあるが、その選択を尊重し、短くても強く輝くであろう姿に期待していきたい。
同じカテゴリの最近の記事
- 姫路とKUROBEが開幕6連勝でNEC川崎に並ぶ。ポイントの差で姫路が首位に SV女子 [SV女子] / 2025.10.27
- VC長野が開幕2連勝で首位に。WD名古屋、STINGS愛知、東レ静岡はGAME2でリベンジ SV男子 [SV男子] / 2025.10.27
- 男子は早稲田大、女子は東京女子体育大がそれぞれセット率の差で優勝。男子の明治大、女子の明海大も最終日まで健闘 関東大学秋季リーグ1部 [大学バレー 女子,大学バレー 男子] / 2025.10.27
- サンガイアとV三重が開幕2連勝。昨季覇者のF鹿児島が大同特殊鋼に1-3で敗れる。R栃木が昨季東地区1位の北海道YSにフルセットの末勝利し、今季初白星 V男子 [V男子] / 2025.10.27
- Vリーグ女子第2節。「完治の見込みなし」重い決断、苦しみを乗り越え東京サンビームズ・小泉海藍がリハビリから復帰。昨季王者の信州ブリリアントアリーズが4連勝 Ⅴ女子 [V女子] / 2025.10.27
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.













 
 













