●小田嶋大貴選手（ミドルブロッカー）

今週墨田のホームゲームということでFC東京時代何度も試合をしたこの体育館でグレートベアーズとして試合ができるということは凄く喜びで楽しみでもありました。
東京によりグレートベアーズの存在感を出していくためには勝っていくということが必要だと感じています。
勝ちきれなかったのは悔しい思いです。
●笠利真吾選手（アウトサイドヒッター）

毎回グレートベアーズのホームゲームというのは選手もワクワクしていますし自分も楽しみです。
なんとかホームゲームで勝利を上げたいという思いは選手皆強いと思います。
その中で勝ちきれなかったということは悔しい気持ちです。

――笠利選手に。アウトサイドヒッターの選手の組み合わせ（張、戸嵜、星野選手）により自分の守備の役割は変わっているか？
笠利：大幅に変えることはないです。その日の調子、ターゲットになっているというのもあるのでその点は古賀（太一郎 主将）さんが指示を出してくれます。
それで動いている感じです。

――自身の今日の攻撃面の評価は？
笠利：攻撃面で期待されて今出させてもらっていると思います。
今日は数字もよくありませんでした（アタック決定率 32.0%）。
数字が良くなくても効果率の面でもっと貢献ができる場面はあったと思います。
シーズン長いのでまだ課題が多いですがこれからに繋げていければと思います。

――課題と思っているところは？
笠利：直接ミスにつながること、被ブロックは減らさないといけないところです。
ハイボール（ハイセット）の処理だったり、オポジットにボールが集まってしまうので、そこを助けられるように自分の（アタック）決定率、効果率を上げられればチームの勝利にも近づくと思います。

――VC長野時代に比べてアタックの数字が上がっているように見えるが？
笠利：オポジットにラファエル選手がいることで、アウトサイドにマークが薄くなるというのもあると思います。
長野時代に比べてチームの方針、役割を認識して「攻撃」で試合に出させてもらっています。
そこで貢献しようとしているところが強いのと自信が自分の中で出てきました。
技術的に変えたところは特にありません。自信がついて（自分が身に着けた）技術を出せるようになってきたなと感じます。

――小田嶋選手に。シーズン後半に向けてやっていきたいことは？
小田嶋：今シーズンに入ってサーブとブロックは自信を持って自分の中でもできています。
トス回しではオポジット、サイドに本数が多くなる中でミドルが1本、2本でも多くスパイクを決められれば（ゲーム）終盤になってアタッカーを助けられると思います。
サーブとブロックは継続しつつ、アタックのところを使ってもらえるようにコンビをより合わせていきたいなと思います。

――コートにいる時間を長くすることをやっていきたいということか？
小田嶋：自信を持ってプレーをできていることで周りにいい影響を与えられます。
そういう姿をコートの中で発揮できればと思います。

――今日通しで出たという感想は？
小田嶋：起用に関してはその週の調子がいい選手が出るのが一番いいと思っています。
サーブを買ってもらってそういう使い方（前衛で栗山選手と交代）もありますし、動きが良ければスパイク、ブロックでもフルで出して貰えます。
今後も使ってもらえるように自分のコンディション、プレーの質を上げて行けたらと思います。

――フルで出る必要は必ずしもないということか？
小田嶋：僕の姿勢は与えられたときに自分のできる最大限のことをやっていくことがベースです。
どんな起用法でも不満はなく全力を出してやるだけです。

――アタックに関して成長をしている感覚はあるか？
小田嶋：アタックはマルキーニョス（レルバッキ アントニオマルコス）コーチが（今シーズン）来て指導があり、それが僕とマッチしていました。
セッターもそれに対してそういう（指導された）トスを上げることで僕がやり易く打ち易くというところが結果に出ていると思います。

――小田嶋選手はチームの全体移籍、笠利選手が移籍があった中で今シーズン1レグが終わったところでの感想は？
小田嶋：バレーボールが続けられているという幸せを感じます。
会社側からのバックアップを凄く感じ有難いです。
だからこそ観客数も気になりますし、もっと人を呼べるようになる選手にならないといけないなと思います。
もっと東京にグレートベアーズを発信していきたいと思いました。

笠利：昨シーズンから少しバレーボールから離れた時期がありました。
バレーボールができるというこの素晴らしい環境に感謝をしています。
シンプルに楽しいです。

写真：黒羽白

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