2023-02-02 15:10 追加
大分三好 山田滉太「自分のサーブが入っているときが一番ブレイク率が高いので今後効果率を意識していきたい」小川峻宗「堺戦に向けてサーブ、サーブレシーブを重点的に向上したい」会見
大分三好 会見
SV男子
バレーボールV.LEAGUE DIVISION1MEN 1月29日の宮崎県高千穂町武道館で行われた大分三好ヴァイセアドラー対パナソニックパンサーズの試合後記者会見をお届けする。山田滉太選手が久しぶりにスタートから出場したが、3セットとも20点にのせられず、ストレート負けを喫した。
■大分三好ヴァイセアドラー
○山田滉太
自分たちのやりたいバレーが完全にできてなかったというわけではなかったんですが、相手のディフェンスに本当に対策された。自分たちの悪いリズムになってしまって、悪循環になってしまった。そういうときにどういうプレーが必要なのか、今後チームが成長していく上で考えなくてはならない。
ああいうチームにはどういう戦いをしないといけないか、試合中にかえていかないと勝てないし、自分たちの力にもならない。
もっと対策したりバレーボールするべきだったなと思います。
○小川峻宗
昨日から二日間自分たちのペースを全然掴めず相手にやりたいようにやられた。さっき山田さんも言いましたけど、こっちがいい形でバレーできててもそれを上回ってくる。パナソニックさんに対してストレス溜まっての悪循環になってしまった。相手に対策されても自分たちがどうやって戦っていくかというのをもっと明白にできれば強い相手に対しても食らいついていけると思う。
――山田さんに。久しぶりのスタメンでしたが、まずコンディションは。
山田:コンディションとしても先週くらいから練習でもゲームに入るような形になっていたので、だんだんとは良くなってきてて、そんなに悪くはない。あとは試合勘というところ。今日やってみて、コートの中での声掛けであったり、戻っていないというか足りてないと思った。今後の課題です。
――山田選手に。久しぶりの出場で個人的には。
山田:僕の求められる役割としてサーブレシーブがある。そこに関しては思ったよりはできた。もっと上を求めていかないといけないですけど、自分としても評価するところ。
欲を言えばサーブでも求められていたと思う。サーブに関して結果が出なかった。サーブの精度や効果率も意識してやっていかないといけない。
今日はブレイクもとれなかった。ブレイクがほしい時は一番自分のサーブが入っているときがブレイク率がたかい。そこでブレイクを重ねてチームにいい流れをもっていけるようにしないといけなかった。効果率を意識したサーブをもっと練習からしていかないといけない。
――サーブレシーブはよかったという感じですけど、この二日間サーブでそんなに崩された感じはなかったが。
山田:サーブレシーブ、結果的には数字的には良かったかもしれませんけど、リズムであったりそこから攻撃にどう展開していくかというのもサーブレシーブに要求される。
数字以上にセッターが上げやすいボールが返っているかとか、そういったことも大事。
そこに関しては大崩れはなかったですけど、そこはもっと突き詰めないといけない。
小川:2日間通して、サーブで崩されてどうしようもないというのは今までの試合に比べると全体的な数字を見てもそんなに悪くはなかったと思うんですけど、返せるボールが返せなかったときにチームがバタバタとして、いい流れがつかめなかった。きついボールは気にしないですけど、返さないといけないときに点数を取らないといけないときに点数が取れないストレスがあった。セッターが変わる場面で出さないといけないパスも変わりますし、そこはサーブレシーブする人間が考えて、クイックが使いやすい状態、パイプが使いやすい状態にすれば、サイドアウト切れたかもしれないし、相手のブロックもふれたと思います。そこは反省点です。
――山田選手、今日はアタッカーが打つのが難しかったと思うが工夫したところは。
山田:相手のスパイクはブロックをよく見て打ってくる。そこに対してあいてるところに入るという対策はしたんですけど、相手もそういうのをわかっていて、更にその上を行かれた。落とされたり、プレーのすべてが全部格上だなと思った。そういういい見本がある。僕たちは今回対策されたままはまってしまったので、そういうときにどう打開していくかは、今日のパナソニックさんは参考になる。
――お二人に。パナソニックは上位のチームですがそういうチームと対戦して三好に必要なのは。
山田:強いチームに勝つにはストロングサーブ、サーブの精度は絶対求められる。
逆にサーブは一番相手に邪魔されないので、下位のチームが上位に勝つにはサーブが本当に大事。
Aパス返されたらブロックもできずにディグもできずに今日のようなことになるので、サーブの精度、試合中に相手が切り替えてきたときにどうするのか。今後自分たちで考えていかないと。上位のチームとやったら毎回こういう結果になってしまうのは考えていかないといけない。
小川:上位のチームになればなるほど、どのプレーに対しても引き出しが多くて、もちろんサーブを攻めると試合を優位に進められるんですけど、そのサーブが全然入らなかったら、ブロックとディグで勝負するためにサーブを8割くらいにするとか。勝負できるポイントをもうちょっと行けると思う。
今はサーブでしか勝負できないチームなので、サーブが入らなければもうだめ、じゃなくて、ブロックディフェンスをもっと意識しないといけない。サイドアウトもそうですけど、パスが返ればコンビが組めて、パスがちょっと割れだしたら、それなりの攻撃を組み立てて、サイドアウトをしっかりと¬って。引き出しを増やさないといけない。
――次の堺戦に向けて。
山田:堺さんも今日のパナソニックさんくらい強い相手だと思うので、今日出た反省だったり、1週間でどこまでつきつめるか。自分たちの良いコンディションをもっていって、格上相手でもチャレンジャー精神をもってどんどん向かっていければ勝機はみえてくる。
気持ちをひかずに攻めの姿勢で食らいついていきたい。
小川:堺さんはブロックとディフェンスの関係がすごく出来てるチーム。
サーブで崩されると相手の思う通りになってしまう。一番はサーブレシーブをしっかり返してサイドアウトを切ること。
堺さんと今までやってきた感じだと、こっちが攻めるサーブだとすごく苦手意識があると思うので、どんどん攻めて入る練習をしていけば、いい形でバレーをしていけるのでそこを重点的に練習したい。
○ポール監督
もう本当に言うことがない。相手が強い。もううち特に悪いところはなかった。誰が悪いとかなかった。パナソニックさんはレベルが高くて、何もできなかった。
――次の試合に三好がしたいバレーは。
今日のパナソニックのブロックとディグを真似したい。いいバレーだから。来週に向けてプラス残っている試合に向けて、少しでも底上げをしたい。
Vリーグは続いていくので、頑張らないともっともっときつくなる。来週にむけて直したい。良い準備をしたい。
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