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2023-02-12 07:27 追加

浜松・長身セッター森木かれんがブロック5本の大活躍。佐藤あり紗率いる仙台は熊本に苦杯。アランマーレ快勝。群馬銀行がフルセットでルートインを破る V2女子

V2女子の結果

V2/V3 女子

2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は2月11日に酒田市国体記念体育館(山形県)、キッコーマンアリーナ(千葉県)で計4試合を開催した。

キッコーマンアリーナの第1試合は千葉対浜松。

浜松は身長176センチの長身セッター、森木かれんが存在感を放つ。高い位置でのトスワークに加え、サーブで2得点、ブロックで5得点の大活躍。
ミドルブロッカーで新境地を開く中野祐希も9得点4ブロックと勝利に貢献した。

サーブ&ブロックが機能した浜松は計17ブロックでホーム千葉を圧倒。
千葉は苦しい連敗が続くが、リベロの鶴ヶ崎佳寿葉がサーブレシーブ成功率でランキング1位と明るい材料もある。シーズン開幕当初は手応えを感じていただけに、巻き返しに期待したい。

第2試合は仙台対熊本。

今季限りでの引退、退団を発表した佐藤あり紗監督兼選手が率いる仙台。チャレンジステージへ進出のために3位に滑り込みたいところだが、粘り強く拾ってサイドに展開する熊本に苦杯を喫した。
仙台は初スタメンの鈴木音が19得点と躍動するが、足を攣るアクシデントで途中交代。状態が心配されたが、試合後の会見には参加し、翌日の試合出場の可能性を見せた。

酒田市国体記念体育館ではホームのアランマーレが大野石油に快勝。

2年連続ブロック賞の菅原里奈が4ブロックを決め、個人ランキングでも2位に浮上。
途中出場の有村涼美がバックアタックでの4点を含む12得点と活躍した。

第2試合では首位群馬銀行と3位ルートインが対戦。第1セットは25-13でルートインが、第2セットは25-15で群馬銀行がそれぞれワンサイドで取るなど「やられたらやり返す」シーソーゲーム。以降は各セット僅差の戦いが続き、フルセットを制した群馬銀行が首位をキープしている。

2月11日終了時点での勝敗は下記の通り。

・群馬銀行(16試合14勝2敗、41ポイント)
・アランマーレ(15試合14勝1敗、40ポイント)
・ルートイン(15試合11勝4敗、34ポイント)
・浜松(15試合10勝5敗、30ポイント)
・仙台(14試合8勝6敗、23ポイント)
・JAぎふ(16試合7勝9敗、21ポイント)
・GSS東京(15試合5勝10敗、14ポイント)
・熊本(15試合5勝10敗、14ポイント)
・大野石油(15試合3勝12敗、13ポイント)
・ヴィアティン(13試合3勝10敗、8ポイント)
・千葉(15試合2勝13敗、8ポイント)

撮影 坂本清

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