2月12日に有明コロシアム（東京都）で行われたバレーボールV1男子、東京GBvs大分三好の試合後会見コメントのうち東京GB分をお届けする。

■東京グレートベアーズ
●真保綱一郎監督

第1セットお互いミスが多かったです。苦しみながらそこを勝ち切れて、第2、3セット安定したというかそういうゲームになりました。
結果（を出す）ということが大事なゲームだったのでそこは喜びたいです。
まだ凡ミスが結構あったと思うのでそこを詰めて来週の東レ、またその次にも（再度）大分三好さんともありますししっかり毎週成長できるようにチーム全体で頑張ります。

――外からはこの2試合大事な試合に見えましたが、実際勝利をした後の所感は？
真保：本当は数あるうちの一試合だとは思いますがすごく大事だと思います。
本当は「今週は勝たないと」という感じではなくそういう風（入れ替え戦出場となる下位2チームにならないために大分三好戦が大事だと外から思われること）に言われるのはまだまだ上を目指していかないといけないということだと思います。
もちろん現実問題大切な勝利でした。後は順位のところで入れ替え戦回避のための争いではなく上を目指せるように頑張っていきたいと思います。

――張（秉龍）選手に関して今日はサーブで狙われ良くない崩れ方をしているように見えた。どのように考えていたか？
真保：戸嵜（嵩大）を入れることを考えましたが、まずは耐えさせようということがありました。
（ビッグサーバーの）山田（滉太）選手がサーブの時に星野（秀知）を後衛だけではなくで前衛の1ローテーションで入ってもらってサーブレシーブを固めてその時前衛の（アラウージョ）ラファエルに持っていけるようにしました。
カバーしながら張選手が乗り越えた感じです。

――ブロックについては高く相手を苦しめたが、そのあたりの意図は？
真保：昨日の第1セット相手のオポジットの（イノック）モゲニ選手が10本中9本決まっていました。
戸嵜のアタック、あとで映像で見たらブロックの基準も良かったです。その上をいくような素晴らしいアタックでした。
それで張を入れて彼が昨日ゲームを変えてくれました（ブロック得点：2）。
今日は攻撃以外のところでリズムが崩れるところがありましたがメリットの方が大きかったので使い切りました。

――1月から強豪のチームと戦ってきてチームとして変化をしたところは？
真保：少しずつですがゲームで戦えているところはあります。
跳ね返されるときはありますが、その中でサイドアウトに関して負けはしていますが高い数字を残していることがあります。そこは一つ力になっていると思います。
ただサーブレシーブ（レセプション）が不安定な部分も出ているので、そこは個人の技術を上げていくことが大事になってきます。
そこで初めてサイドアウトの応酬の痺れる状況で試合を勝ちきることに繋がります。
ブロックディフェンスに関しては、どのチームとやっても結構戦える場面が出てきています。
ですのでレセプションとブロックディフェンスをした後のアタックを向上させることが我々の飛躍に繋がってくると思います。

――第1セットからチャレンジを積極的に使い続け途中で使い切ってしまったが。
真保：自分の判断だけではなく選手を信じているのはありました。その中で自分でも自信がありましたがダメでした。
先程スタッフで話し合いました。（確認したところ）ラファ選手は1セット3回だと勘違いしていました。
執拗にアピールしてきますが気を付けます。

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