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会見・コメント

2023-02-18 10:28 追加

活動終了まであと4戦!「期間限定Vリーガ―」GSS東京・中澤恵、「私はまだまだ伸びる」ホームで決戦に臨む新人スパイカー浜松・若泉佳穂 V2女子会見

V女子

■ブレス浜松

●水上真悠子主将(アウトサイドヒッター)

今週(流山大会)2勝してホームに戻りたかったので、どちらの試合も3ポイントを取ることができて良かったと思います。

●若泉佳穂選手(オポジット)

自分たちのバレーを見つめ直した1週間でした。サーブでしっかり攻めて主導権を握る。そこからブロックだったり、速い攻撃で自分たちの流れを作っていくことがこの2試合はできたと思いました。

ーー若泉選手に。「自分たちのバレーを見つめ直した」その理由は?

若泉:1週前のルートイン戦、本当に勝たなければいけない試合を1-3で負けてしまいました。私たちはファイナルステージ、入替戦を経てV2からV1へという目標を掲げていますが、このままではだめだと。そこでみんなで意見を出し合いました。

ーー自身のプレーについて。

若泉:私の仕事は点数を取ることです。それがやり切れているかというとまだまだな部分があって、どうしてもみんなに助けてもらっている部分が大きいので、最後を託される選手になれるように頑張ります。
今シーズンのここまでは途中に怪我もあって、もどかしい思いもありましたし、波もありました。悪い時に悪いなりのプレーができていないと思うので、しっかり自立したプレーヤーにならなければと考えています。

ーーサーブについて。特に昨日の千葉戦ではブレイクが長く続きましたね。

若泉:ドライブサーブを始めたのが今年の夏。バレー人生でこんなにサーブで悩んだことがないってくらいにサーブが全然ダメダメで。でも一本一本考えて打っていくことを繰り返してやっと自分の中に形が出来上がってきました。それが昨日の連続ブレイクにも繋がったかなと思っています。

ーーこれまでのプレーヤーとしての変遷を教えてください。

若泉:自分は高校卒業までバックでのプレーをしたことがないんです。サーブレシーブをやらない、ディグもない、バックアタックにも入らない(笑)そういうプレーヤーでした。高校時代もオポジットでしたけど、サーブを打ったらリベロと変わりました。なのでミドルがバックに入る、という。
同級生の上坂瑠子選手(日立Astemoリヴァーレ)が全部サーブレシーブに入ってくれて「もう、ありがとうございます」と(笑)。
大学でもほんの少しだけ、守備をやったくらいですね。

ーーVリーガーになっての成長は?

若泉:学生までは「これは何で駄目だったんだろう」とか、自分だけで考えて、自分で答えを出してきたんですけど、Vリーガーになって客観的に自分を見てくれる人が増えたと感じています。そこで客観的なアドバイスを耳にして「ああ私はこうなっていたのか」と気づくことができたり。
今まで私は高いトスしか打てない、ブロックはこういう形しかできないって思っていたんですけど、周囲が根気強く指導してくれたおかげで「あ、できた」みたいな。
「あ、私できるんだ」と。
新しい自分を見ることができて「私はまだまだ伸びるぞ」って思いました(笑)

ーー水上主将に。今日のプレーについて。

水上:昨日の試合では自分が攻撃に入る際の動き出しとか、スイングの速さとかがちょっと遅くなっていました。今日は自分のリズムを見失わないようにサーブレシーブから攻撃のリズムを大事にできたので、そこはよかったと思います。
でも、ミドルの高さなど相手の特徴がある中で、ライン際に打ち分けたり、プッシュを増やしたりそういうところの攻撃のメリハリがなく、そこは引き続き反省ですね。相手のスキをしっかり突けるようにしていかなければ。

ーーサーブレシーブのランキングで2位ですね。

水上:サーブレシーブはチームの要としてやっていく自負があります。ランキングに一喜一憂してはいけないなと思っていて、セッターに届けば後は決めてくれるスパイカーがいるので、そこに届ける思いでやっています。

ーーキャプテンとしてのここまでは?

水上:若泉からも話があった先週の話し合いの中で、分岐点になるというか、お互いがわかりあえたところがあったので、もっと早い段階でそういう場を作りたかったなという思いはあります。
精神的支柱としてコートに立ち続けたいですし、自分が弱気になっているときにはしっかり声をかけてくれる後輩たちがいますので、お互いがお互いを頼りながら、一緒に戦っていきたいと思います。

ーー次はホームゲームでアランマーレ、群馬銀行と対戦です。

水上:この2週間、いいきっかけを作れて、自分たちのスピードバレーを見直せたので、それに磨きをかけていきたいです。大一番の試合をホームゲームで迎えられるのはラッキーだ思っています。応援を力に変えてこの2戦を突破してきたいと思います。

撮影 堀江丈

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