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会見・コメント

2023-03-03 07:00 追加

サントリー・大宅真樹主将「自分たちのバレーボールを2試合とも表現できた」 V1男子会見

V1男子 サントリー会見

V1リーグ 男子

2月26日に岡崎中央総合公園総合体育館(愛知県)で行われたバレーボールV1男子、サントリーvsジェイテクトの試合後会見のうちサントリー分をお届けする。

■サントリーサンバーズ
●大宅真樹主将(セッター)

今週末2戦とも3-1でしっかり3ポイントずつ獲得できました。チームとして嬉しい思いです。
相手どうこうというより自分たちのバレーボールを2試合とも表現できたのでこれを継続できるように練習から詰めれるところはやっていきたいと思います。
●デ アルマス アライン選手(アウトサイドヒッター)

昨日、今日勝てて良かったです。ジェイテクトは強いチームで、マサさん(柳田将洋)などがいて今シーズンいい戦いをしていたので勝てて良かったです。

――大宅主将に。サーブについて今日は最初からスパイクサーブを多用していたがサーブの調子が良かった等があったのか?
大宅:たまたまの部分が多いです。ジェイテクトさんはサーブがいいチームです。
柳田さん、ウルナウト(ティネ)さんのパワーサーブもそうですが昨日から関田(誠大)さんのサーブにやられた感じがありました。
昨日はアラインのサーブで助かった部分があったので(サーブ得点4)、自分も打てるときはしっかり打っておきたいという気持ちがありました。
今日結果に繋がったのは良かったです。逆にショートサーブに切り替えた時もいろいろなバリエーションを増やしていきたいと思っています。
ジャンプサーブ(スパイクサーブ)だけではなくてそういったところの精度を高めていければいいなと思います。

――セット(トス)については外から見て驚くようなものはなくオーソドックスなものに見えた。その選択をしているのはチームの成熟度が上がり各選手を信用しているからという面はあるか?
大宅:自分の予想以上にチームの完成度が高くなっています。
自信になっている部分もありますし、何度も言っていますが昨シーズンの優勝した時よりチームのレベルが上がっていると思います。
それは個人のレベルアップもそうですが、1シーズン通して誰が出ても同じレベルで戦えている自信もあると思います。
そこを最後まで継続すれば本当にレベルの高いチームが出来上がると思います。
いろいろなところでアクシデントはあると思いますが、そういったアクシデントをプラスに変えられるチームです。
1試合1試合全力で戦うだけです。チームとして凄くいい状態だと思います。

――試合の序盤でラリー中にムセルスキー(ドミトリー)選手にボールを集めたシーンがあったがその狙いは?
大宅:意外と(ジェイテクトと)試合をやっていて昨日と大きな変化は見つかりませんでした。
相手のブロックの付き方、タッチを取られたときも昨日と同じイメージがありました。
昨日も勝っていたのでこちらもあまり変えることなく逆にシンプルに戦うという気持ちがありました。
ムセルスキーも年明けぐらいからギアが上がっていますし(アタック)決定率も高いです。
ただまだコンビでしっくり来ていない部分が多少あります。そこの自信をつけるためにも2回連続で上げるのはチョコチョコあったのかなと思います。

――しっくり来ていないのは外には見えない感覚的なところか?
大宅:どうですかね。見ている側も「おっ」となっているときもあると思います。
僕とムセルスキーにしかわからないこともありそれぞれです。
僕はレシーバーとスパイカーのつなぎの役割なので凄くきついポジションですが、逆に1人1人と信頼関係を作っていくのは楽しいです。
アライン、(藤中)謙也さんもそうです。1人1人とコミュニケーションを取りながらというのは意識づけてやっています。

――前半戦のジェイテクトとの対戦では関田選手を意識しすぎたとコメントをしていたが今回はそういうところはなかったか?
大宅:もちろん頭の中には関田さんがずっといます。相手コートにいると少しは意識します。
僕の今週のスローガンが相手ではなく僕たちのバレーボールを体現したいでした。
そこのところ(試合に影響するまで)は意識することはなかったです。
どういったトスを上げているのかなと勉強をしながら試合はできると思っています。
関田さんの良いところはしっかり自分のものにできるように試合を通してやれると思っています。
その点は意識していると思います。

――今日は割れた(セッターの定位置から離れた)ところからのクイックが多かったが?
大宅:時には勇気をもって遠いところから使っていかないとAパスからだけ使ってもこういうシステムを使ってくるチームに対してはすぐ(ブロック)タッチを取られます。
今日は縦のBクイック、彭(世坤)選手も縦のAクイックが決まったのは良かったです。
そういったところも自信を持って上げればこういう結果(ミドルブロッカーは15得点/25本 60.0%)に繋がってきます。
とにかく僕は不安にならないところを試合で続けていきたいと思います。

――小野(遥輝)選手と合わなくなっていた時期もあったように見えたが?
大宅:彼が勇退の発表がありましたが、僕は1年ぐらい前から聞いていました。
どこかで意識しすぎていたところがありました。最後決めさせてあげたいという気持ちがどこかにありました。
それをまず無くさないといけないと思いました。
先週の平日の練習で久しぶりに練習の後に遥輝と合わせようということで1週間結構練習をしました。
それが結果につながったのも良かったですしシンプルに遥輝が好きなトスを上げられるようにやっていけばいいのかなと今週1週間過ごして思いました。

――練習の後の合わせたのは久しぶりか?
大宅:2~3シーズンぐらいぶりです。2、3年目まではほぼ毎日合わせていました。(2人は同期入団)
膝などの彼の体のこともあるので後練より6対6で100%でやっていこうということで後練は控えていました。
流石に決定率も上がってこなかったので練習をしようということでやりました。今週は(結果が出て)良かったです。

――アライン選手に。サーブレシーブ(レセプション)でやられた後の切り替えがうまくいっているように見えたが?
アライン:バランスが大事です。マサさん、ウルナウトなどいろいろな選手がジャンプサーブで僕を狙うのは僕も含め皆が分かっています。
それで点数を取られても僕が点数を取り返す、サーブの調子が良かったのでサービスエースをどれだけとったかはわかりませんが(25日4点、26日2点)
(エースを)取られたら取り返せたのでそれは良かったです。

――そういう切り替えは(昔から)できていたか?
アライン:はい。やられたら仕方がないです。次のことを考えてAパスを狙わず(相手のサーブが)強かったらコートの中などということを考えています。

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