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会見・コメント

2023-03-11 00:00 追加

JT広島・小野寺太志主将「ファンの方のためにも僕たちは勝つ姿をお見せしたかったなということが素直な気持ち」 V1男子会見

V1男子 JT広島会見

SV男子

3月5日にエントリオ(豊田合成記念体育館)(愛知県)で行われたバレーボールV1男子、WD名古屋vsJT広島の試合後会見のうちJT広島分をお届けする。

■JTサンダーズ広島
●小野寺太志主将(ミドルブロッカー)

昨日、今日ストレートで連敗してしまった点についてはすごく悔しいです。
ここまで足を運んで下さったファンの方のためにも僕たちは勝つ姿をお見せしたかったなということが今の素直な気持ちです。
今上位の相手に(JT広島の)ベストメンバーではないにしろなかなか勝ち星をつかめていないです。
シーズン終盤ですが何が解決できていないかひとつ一つ課題を突き詰めていくことが大事になると思います。
昨日の試合より良くなった部分もありましたし、改善できなかった部分もありました。
良くなったところをより良くして来週以降の試合でもいいパフォーマンスを出せるようにしたいです。
課題だったところを修正して臨めるように練習から頑張りたいと思います。
●新井雄大選手(アウトサイドヒッター)

今回チュアン(江川)選手が出られない状況でベストメンバーではありませんでした。
どんな状況でも僕たちは戦うしかないです。負けが続いていますが、今週いい準備をして切り替えて来週以降頑張っていきたいと思います。
●金子聖輝選手(セッター)

昨日の課題を修正して良かったところは出ました。それが勝ちにつながらない以上何かが足りないので足りないものを見つけて次の試合頑張りたいと思います。
●ラッセルアーロン・ジョセフ選手(アウトサイドヒッター)

相手の方が私たちより上回っていました。他の選手も言いましたが昨日より修正できた部分がありました。
点差がある状況でも目標を持って戦い続けることができているということはチームとして良かったと思います。

――新井選手に。修正できた点は?
新井:昨日はオポジットで(起用を伝えられたのが)突然のことだったので準備はあまりできませんでした。
持ち味である自分の攻撃力を出せませんでした。
今日はまたアウトサイドに戻ってやることになり、前衛からでも後衛からでも積極的に攻撃に入ることを意識しました。

――チーム全体としての攻撃は?
新井:パイプ(バックセンターからのアタック)とセンターからの攻撃は昨日より増えていました。
そこは継続してやっていかないとと思います。

――金子選手に。勝つために足りないと思っていることは?
新井:サイドアウトの数字はある程度取っていたのでブレイクがこちらは10本に1本、相手が5本に1本ぐらいです。
第1セット2本ぐらいしか取れていないのでサイドアウトをいい数字出してもディフェンスからの攻撃がディグが上がらないことにはチャンスがありません。
今わかるのはその点です。

――小野寺主将に。ファイナル4進出の可能性がなくなったが今後どのように戦っていくか?
小野寺:昨日も言いましたが、僕らが勝つことを会場に来る方は見たがってくれています。
それは今後も変わりません。結果で応えられていないのが不甲斐ないところです。
もちろん僕らが目指すところはファイナル4、優勝です。1戦1戦必死に戦う姿をまずはお見せすることが僕らの最低限の仕事、責務です。
それはシーズン序盤から変わりません。消化試合だから負けてはいいわけではありません。
新井がサイドで、金子がセッターで、アーロン、チュアンと新加入の選手が試合が出ていく中でまだまだ噛み合う部分チーム全体として課題はあります。
もちろん来シーズン以降もチームの成長につながる試合をしていくことが必要だと思います。出ている人たちはその責任があります。
応援していただく人たちのためにも勝つ姿、必死に戦う姿をお見せしていかないといけないと思います。

――チャンスボールのファーストタッチで誰もとりにいこうとしないなどチームの連係ミスがあったように見えたが、今までやっていないポジションでプレーをしていたところがあったか?
金子:ナチュラルな連係ミスもあると思いますし、ずっとやっているメンバーではないので試合で声とかで試合中に解決しなければいけないことを解決できなかった感じです。

小野寺:そのシーンはセッターが前衛で、平井(海成)がネット際の処理がうまくないのと新井が次の攻撃に備えて下がり、平井も下がってしまったところがあったのでそこで西村が良くカバーしてくれたと思います。
そのあたりはスムーズにできればいいかなと思います。1試合何本もあるプレーではなく数試合に1本のプレーです。平井が試合慣れするごとに良くなると思います。

――金子選手に。江選手が出場しておらずオポジットに熊倉(允)、井上(慎一朗)選手を起用している中でセットの配分を変えたところはあるか?
金子:得点源である江選手がいなくなったので、負担はかかりますがアーロン、新井選手に上げました。勝ちには繋がりませんでしたがアタックは決まっていたので良かったです。

――パイプが多かったが攻撃バリエーションを増やすことに繋がるか?
金子:パイプの効果が高いところで使い続けてそこにマークに来たところでクイックが通っていたので良かったと思います。

――ラッセル選手に。江選手が起用されている中でも数字上にラッセル選手の打数が多い状況で、今週江選手が起用されていない中でさらに本数が増えているように見えた(土曜日 25打数/88打数 日曜日 31打数/87打数)がチームの中のラッセル選手の役割が少しずつ変わっているように感じているか?
ラッセル:チュアン選手がいないのでそういう可能性もあるかもしれませんがスパイクの数字もみてもそんなに打っていないですし、金子選手がトス配分を散らしてアタッカーを効果的に使っていました。
今日の数字も終わったばかりで分かりません。チュアン選手がいつ復帰できるかは分かりませんがいるいないに関わらずいい準備をしていきたいです。

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