2023-03-18 10:19 追加
JT広島 井上航「初めてのコートインで連携がまだうまくいかなかった。次のチャンスには貢献したい」山本将平「来シーズンにつながるよう前を向きたい」V1男子会見
JT広島会見
SV男子
2023年2月26日、岩国市で行われたJTサンダーズ広島対パナソニックパンサーズの試合後記者会見をお届けする。前日完敗したJT広島は、今季初コートンのリベロ井上航をスタートから起用。またベテランの山本将平、セッター阿部 大樹、平井 海成を入れて立て直しをはかった。最終的には敗れたが、第2セットをデュースで取り切るなど新しい試みが結実しかけた試合でもあった。
■JTサンダーズ広島
○井上航
昨日に引き続きあまり自分たちの持ち味を出せなかった。個人的にもすごく久しぶりで、自分のプレーができたかというとできなかった。次に反省を生かして、また来週やっていきたい。
○阿部大樹
自分もひさしぶりにユニフォームきさせてもらって出さしてもらっていいパフォーマンスだったかというとそうじゃなかった。チームのいい時と悪いときのぶれ幅があるので、できるだけそのボトムを上に上げていかないといけない。あれだけ波のあるプレーをしてしまうと勝てるものも勝てない。チャンスは多くはないので、出れる試合を頑張りたい。
○山本将平
今週も2連敗してしまって、先週がなかなかチームとしてうまくいってないという状況が続いてます。原因が何なのかはひとりひとり考えていかないといけない。こういうふうに2連敗したことから自分たちが何を得て成長させていくかがこのチームに大事になってくると思う。来週繋げられるようにがんばりたい。
○平井 海成
チームで今週試合終わって感じたことは今山本選手が言った通り、悪いところが大きく出てしまっている。あとは個人的には今シーズン初出させてもらえて、自分の持ち味であるエナジーを出していこうと試合前から考えていた。そこを出してパナソニックさんに食いついていこうとした。1セットは取れたもののそのあとは点差がついて落としてしまった。反省が多かった2日間でした。
――井上さんに。結構久しぶりの出場でした。随所に井上さんらしいいいプレーもあったと思いますが、やはり試合勘であったりそういったところは。来週に向けて。
井上:今シーズンになってから1回もベンチインしてなくて、今日いきなりスタートからと言われたので、試合勘だったり連携の部分だったりというのは、もうちょっと詰めなきゃいけないと思いました。
来週以降どういうメンバーで戦うかはわからないですけど、しっかり与えられた場所で自分のプレーをできるように頑張りたい。
――山本さんに。どうしても山本さんが今出るときは劣勢な場面が多いですが、どんなことを意識してコートに入りますか。
山本:一番はやっぱり雰囲気。自分に与えられた仕事というのはピンチレシーバーというのが今シーズン多いので、パスだったりつなぎだったりは大前提でやっていかないといけない仕事。それプラスアルファで、雰囲気だったりエナジーだったりという部分でなにか一つ影響を与えられたらいいかなと思って、そこは常に持っていたい。
――井上さん自分のプレーができなかったと言われたが。具体的に。僕らが見た井上さんは悪くなかった中で。
井上:アーロン選手とレセプションするのがそういう機会があまりなくて、他の選手だったらだいたいどこらへんまでとるのかがわかるんですけど、アーロン選手だとまだわからないところがあって、自分も任せたりとか自分が行くべきところを任せたりというのができてなかった。
――それは相手のサービスエースに繋がったり?
井上:そうです。
――平井選手。第2セットブロックポイントで競ったとき流れがきたと思いますが。
平井:具体的には
平井:昨日とか先週とか競った場面で落として3セット目点差が開いて負けちゃうというのが先週2試合と今週あったので、流れをあげてチームを鼓舞したいと思った。自分らしいプレーができなくても、雰囲気をあげてチームを鼓舞したいと考えていた。点差はあったから、とれなくても3セット目につながるようなプレーをしたいと全力でやろうと考えて入りました。
――阿部選手。第2セットいい雰囲気、課題は。
阿部:外国人選手とは練習であまり合わせられてなくて、開幕戦からどんどんさがっていってしまったので、今日はトスを上げてて安心して上げるというよりはこのトスでいいのかな、すごく探りながらあげてしまったので、本当は一発目2発目で合わせないといけないんですけど、トスワークもみだれてしまった。こういうチャンスはそんなにあるわけじゃないので普段からもっともっとコミュニケーションとって合わせる必要があるな。
――山本選手に。プレーオフに向けて苦しくなってモチベーションも苦しいがベテラン選手ならではの意識は。
山本:前提としては来シーズンにつなげるような戦いをしなければならない。そのために何が必要でどういう練習が必要なのかは選手じゃなくてスタッフが考えること。それに対して同じ方向をみんなが向けるようにベテランの僕だったりやすさんだったり合田だったり、上の立場の人間が、みんなが同じ方向に向けるようにまとめていけるのが仕事なのかなと思っています。
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