2023-03-24 13:00 追加
VC長野・備一真「この2日間は1本のミスに対する重みを実感した試合だった」V1男子会見
V1男子 VC長野会見
SV男子
3月19日に国立代々木競技場第二体育館(東京都)で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsVC長野の試合後会見のうちVC長野分をお届けする。
■VC長野トライデンツ
●工藤有史選手(アウトサイドヒッター)(強化指定選手 明治大学3年)
2日間通して内容は悪くありませんでした。
勝負どころの1点が取れていなかったり自分たちがリードしていても点差が詰まったときに引いてしまったりという場面がありました。
そういうメンタル面の弱さが出た試合でした。
●備一真選手(リベロ)
簡単に勝てる試合ではないと思い準備をしていました。
劣勢の場面でミスを出すことがありました。
この2日間は1本のミスに対する重みを実感した試合でした。
●三輪大将選手(ミドルブロッカー)
昨日悔しい負け方をしてしまいました。(フルセットで最終セット14-16で敗戦)
今日はどうしても勝ちたいという思いでやりました。
惜しくも負けてしまい悔しい気持ちです。
――工藤選手に。(ハリョーノ)ドニ選手とプレーしている際、前衛レフトのローテーションの際に、レセプションの陣形でセンター(通常はレフトの位置で守る)にいるなどドニ選手を守備でカバーしているように見えたが、自分のチームでの役割は?
工藤:自分はどちらかというより攻撃よりはディフェンスがメインだと思っています。
もっとサーブレシーブ(レセプション)の部分を期待されていると思うのでそこをもっと安定させないといけないと思います。
――一方攻撃面では、攻撃の体制が整っていない状況でも積極的に相手のスキを狙ってアタックを打っているように見えたがその点を持ち味だと考えているか?
工藤:持ち味かは分かりませんが、引いて守りに入っても勝てる試合ではありません。
チャンスがあれば「行ったろう」という気持ちを常に持ちながらやっています。
――備選手に。移籍1年目のシーズンをどのように過ごしているか?
備:今シーズンからVC長野に来て昨シーズンまでは大分三好でプレーをしていました。
一番違った点は大分と違ってプロ契約になっていることです。
バレーに対する結果が求められるのは当然ですが、1シーズンしか戦えていませんがチームをどう動かすかというのを常に意識をしてやっています。
選手が仕事をしている選手が多いですが、監督、コーチ、スタッフが選手ファーストで僕たちのことを考えてくれています。
その点については選手が仕事のせいにすることをせずバレーにしっかり打ち込めていて結果にフォーカスできているように思います。
――今日の試合は第1セットは相手の攻撃をディフェンスで拾っていたが、少しずつ相手に決められるケースが増えてきたように見えたが。どのように対応していたか?
備:個人手には昨シーズン大分にいるときはサーブレシーブでしかリベロとして出場していませんでした。
今シーズンから1枚で使ってもらっています。
やはり試合が続くにつれてブロックディフェンスをできているということを実感できています。
それが嵌った試合は東レアローズさんに勝利をしています。そういう格上のチームにも勝利ができるという自信がついています。
今日の試合に関しては相手の東京グレートベアーズの長友(優磨)さんが出てきて、相手の癖をうまく捉えきれず相手にブロックを利用されて簡単に決められているなというところが印象的でした。
――三輪選手に。シーズン当初からアタック決定率1位(59.1%)をキープしているが相手に対策をされている中どのように対応しているか?
三輪:相手もシーズン通してブロック3枚で対応してきたり、レシーブの体系も守備を固めてきたりしてきます。
自分もその裏をかいて自分で考えながらやろうとしています。その結果が出ています。
――3人に。アウェーだったがVC長野のサーブの際に(声出しが解禁になり)掛け声がでるなど声援が多かったがどのように感じていたか?
備:声援は凄く感じていて、東京GBさんのホームですがVC長野のファンの方も応援に駆けつけてくれていました。
その中でこの2試合は僕らもですしファンの方も(勝つことを)期待されていたと思います。
その期待に応えられなかったのは悔しいです。
来週2戦大事な試合(大分三好戦。2連勝すれば順位が変わり、チャレンジマッチの対戦相手も変わる)が残っています。
入れ替え戦は決まっていますが、そこの2試合勝って勢いをつけていければいいなと思います。
工藤:アウェーでもハリセンの音、声を出してくれているのは自分がコートの上でも聞こえていました。
凄く力になりましたし、2日間通してそのような応援をしてくれていたのに結果を出せなかったのは申し訳ないなという気持ちが大きいです。
三輪:アウェーなのに凄い声援、ハリセンの音がとても聞こえていて自分たちのやる気が出て勇気づけられました。
――備選手に。改めてチャレンジマッチに向けて。
備:来週の大分戦は個人的にも昨シーズンいたチームですので絶対勝ちたいという気持ちがあります。
昨シーズン大分にいるときに入れ替え戦で苦しい試合(富士通と対戦して第1試合2-3で敗戦、第2試合3-1で勝利をしセット率の差で残留)をしていて1点の重さを凄く痛感しています。
VCも入れ替え戦経験しているメンバーはいますが、こうやって新しい選手が入って独特な空気感、雰囲気などの入れ替え戦の怖さを知りません。
ここから2週間そして1週間空き、入れ替え戦に向けての期間もっと練習の中でいい意味でピリピリした緊張感をもってやらないといけないなと思います。
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