2023-03-26 09:13 追加
ファイナル3は群馬銀行が勝利。道下ひなの「意見もあったが全員バレーで結果を出したい」、齋藤真由美監督「白岩蘭奈には華がある。彼女の勝つ力を活かしたい」 V2女子
V2女子ファイナル3の結果・群馬銀行会見コメント
V女子
バレーボール2022-23 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN(V2女子)は3月25日、さわやかアリーナ(静岡県)にて最終順位決定戦の初日となる「ファイナル3」を開催した。
V2女子はレギュラーラウンドの全日程を終えて上位3チーム(1位アランマーレ、2位ルートイン、3位群馬銀行)がファイナルステージに進出している。
25日のファイナル3ではレギュラーラウンド2位のルートインとレギュラーラウンド3位の群馬銀行が対戦した。
V2上位2チームがV1との入替戦(Vチャレンジマッチ)に参戦する。ファイナル3で負けたチームはそこでシーズンが終了。双方にとって最終順位を決する以上の意味を持った極めて重要な1戦となった。
第1セットはルートインがスタートダッシュに成功。主将でエースの村山美佳の攻撃を中心に25-20でルートインが先取した。
群馬銀行は17-10と点差が開いた状態から2枚替えでセッターの松尾奈津子、オポジットのハンタヴァ・エヴァンゲリアを投入し猛追を見せたが一歩及ばない。
第2セット、群馬銀行は第1セットで機能した松尾奈津子、ハンタヴァ・エヴァンゲリアに加え、アウトサイドヒッター白岩蘭奈をスタートから投入。
このメンバーチェンジが奏功し、今度は群馬銀行が25-18でルートインに逆襲。セットカウントを1-1とした。
ここから群馬銀行の勢いが止まらない。試合の主導権を握り続け、第3セットも群馬銀行が25-18で奪取する。
第4セット、巻き返しを図りたいルートインは「チームのダイナモ」富澤結花をスタートから起用して流れを呼び込もうとするが、群馬銀行も菊地実結の幅を活かした攻撃でルートインに反撃の機会を与えない。群馬銀行は足が止まったルートインを一気に突き放し、25-10で第4セットを圧倒した。
セットカウント3-1で勝利した群馬銀行はシーズン2位以上が確定。26日のファイナルでレギュラーラウンド1位のアランマーレと優勝をかけて対戦する。
ルートイン・原秀治監督は試合後の記者会見にて「出だしはうちのバレーができたが、第2セット以降、リズムをつかむことなく負けてしまった。相手の対策にこちらが屈してしまった」
と感想を述べた。
敗れたルートインは前年度の優勝チーム。今季はシーズン3位に終わったが、主力メンバーの移籍など苦しい状況での3位は賞賛すべき結果であろう。ルートインの奮闘に心から拍手を送りたい。
同じカテゴリの最近の記事
- ユズがサーブ効果率35.7%で勝利に貢献! 葛藤しながら前に進むSAGA久光スプリングス・中川美柚 [Others,SV女子] / 2024.12.20
- 新たな武器で皇后杯決勝に挑むヴィクトリーナ姫路・佐々木千紘 V2降格からSVリーグの舞台へ「あの時があったから今がある」 [Others,SV女子] / 2024.12.20
- コートに弾けるとびきりの笑顔! SAGA久光スプリングス・北窓絢音 皇后杯バレー [Others,SV女子] / 2024.12.19
- 三姉妹SVリーガー 大阪マーヴェラス・目黒優佳「三女との対戦はなんか変な感じでした(笑)」、志摩美古都「髙相みな実選手は私の目標。対戦はやっぱりなんか変な感じでした(笑)」SV女子 [SV女子] / 2024.12.12
- ブレス浜松・荒谷栞「まずはバレーを楽しみたい。チームの好調に乗って自分の調子も上げて行く」、濱田義弘監督「現状維持は停滞と一緒、進化を続けたい」 V女子 [V女子] / 2024.12.02
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.