2023-03-26 02:50 追加
埼玉上尾が首位の東レにフルセットで勝利し、レギュラーラウンド2位確定。NECがデンソーをストレートで下し、最終戦にファイナル4への望みをつなぐ V1女子
V1女子の結果
SV女子
バレーボール2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子)は25日、深谷市総合体育館(埼玉県深谷市)、ヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)の2会場で計4試合が行われた。
埼玉ではホームの埼玉上尾が東レと対戦。互いにファイナル4進出が確定しており、ファイナル4の前哨戦ともいえる注目の戦いとなった。同じカードの1レグの時同様、フルセットの大激闘となり、埼玉上尾が接戦を制した。この試合により、埼玉上尾のレギュラーラウンド2位が確定した。また、先週の段階で既にレギュラーラウンド1位を決めていた東レはこの試合をもってレギュラーラウンド全試合を終え、今季Vリーグ日本人最多得点記録を更新した石川真佑の総得点は最終的に735得点となった。
同じ会場の第2試合は残り2戦の結果によりファイナル4進出の可能性を残すNECが今季最終戦となったデンソーと対戦。NECがストレートで勝利し、26日の最終戦(埼玉上尾戦)に望みをつないだ。NECとファイナル4進出を争う久光とJTは25日の試合はなく、26日に久光がKUROBE、JTがトヨタ車体と対戦する。
一方、チャレンジマッチ(入替戦)を避けたい岡山は兵庫で日立Astemoと対戦。この試合もフルセットの大接戦となり、第5セットはデュースにもつれ込むが、最後は日立Astemoが17-15で取り切って勝利。この試合が今季最終戦となった岡山は9勝24敗となり、10位のKUROBEが既に10勝していることから、11位が確定。12位の姫路(26日の最終戦に勝利しても6勝)とともにチャレンジマッチに回ることが確定した。
同じ会場で行われたホーム・姫路とPFUの試合はPFUがストレートで勝利し、12勝21敗の9位(確定)で今シーズンを終えた。岡山同様、チャレンジマッチに回ることが決まっている姫路は26日の最終戦で日立Astemoと対戦する。
26日はレギュラーラウンド最終日となり、25日と同じ会場で計4試合が行われる。久光、NEC、JTの3チームによるファイナル4行きの残り2つの椅子を争う戦いが最終日までもつれ、最後まで目が離せない1日となりそうだ。
25日現在の暫定順位(一部の順位は確定)は、以下の通り。
1 東レ 26勝7敗73P
2 埼玉上尾 24勝8敗70P
3 久光 23勝9敗66P
4 NEC 22勝10敗70P
5 JT 22勝10敗64P
6 デンソー 14勝19敗44P
7 トヨタ車体 14勝18敗39P
8 日立Astemo 13勝19敗39P
9 PFU 12勝21敗36P
10 KUROBE 10勝22敗28P
11 岡山 9勝24敗33P
12 姫路 5勝27敗20P
写真:黒羽白
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