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ゲームレポート

2023-04-17 03:30 追加

石川祐希ミラノ、準決勝初戦はチヴィタノーヴァに0-3で完敗 イタリア1部

ミラノ ゲームレポート

Others / 全日本代表 男子

イタリア男子バレーボールリーグセリエA、石川祐希所属ミラノはチヴィタノーヴァとのプレーオフ準決勝第1戦を現地時間4月13日(木)にアウェイで戦い、0-3(17-25, 22-25, 17-25)で敗れました。

石川祐希はこの試合もスタメンで出場し、7得点の活躍でした。

第1セットスタメン
ミラノ
OH:メルガレホ(キューバ)、石川
MB:ロセル(アルゼンチン)、ピアノ(イタリア)
OP:パトリィ(フランス)
S:ポッロ(イタリア)
L:ペサレージ(イタリア)

チヴィタノーヴァ
OH:ニコロフ(ブルガリア)、ヤント(キューバ)
MB:シネニエゼ(フランス)、アンザーニ(イタリア)
OP:ザイツェフ(イタリア)
S:デチェッコ(アルゼンチン)
L:バラーゾ(イタリア)

●試合レポート
第1セット、出だしからミラノのミスやヤントのスパイクでチヴィタノーヴァが0-4とリードします。そこから石川やパトリィのスパイクでブレイクを重ねて7-8とミラノが1点差まで迫りますが、ニコロフのスパイクなどでチヴィタノーヴァ7-11と再び点差を戻します。さらに終盤でザイツェフのスパイクやヤントのブロックで15-22としてチヴィタノーヴァがミラノを突き放すと、最後は石川のサーブがミスとなり17-25でこのセットをチヴィタノーヴァが取ります。

第2セット、序盤はお互いにミドルを中心に得点を重ねて6-6と競った展開となります。そこからニコロフのサービスエースやヤントのブロックなどでチヴィタノーヴァが4連続ブレイクに成功して7-11と一気に抜け出します。ミラノもメルガレホのスパイクなどでサイドアウトを重ね、終盤に石川のスパイクで20-21と1点差まで迫ります。しかしデチェッコのブロックで21-24とチヴィタノーヴァがセットポイントを握ると、最後はまたしても石川のサーブがミスになり22-25でこのセットもチヴィタノーヴァが取ります。

第3セット、序盤からチヴィタノーヴァがシネニエゼやザイツェフのスパイクで得点を重ねて3-6とリードします。ミラノもポッロにサービスエースが出て6-7と迫りますが、そこからアンザーニのサービスエースやシネニエゼのブロックで6-11とチヴィタノーヴァが逆に点差を広げます。その後もニコロフのスパイクやサービスエースで11-19と点差をさらに広げると、そのまま最後はザイツェフがサービスエースを決めて17-25でこのセットもチヴィタノーヴァが取ります。

結果、ミラノはチヴィタノーヴァに0-3で敗れました。

MVP:Lファビオ・バラーゾ(サーブレシーブ成功率55%)

石川祐希は7得点、アタック決定率37%、サーブレシーブ成功率50%の活躍でした。

プレーオフ準決勝第2戦は現地時間4月16日(日)18:00(日本時間翌1:00)からホームのミラノにて。

文:堤敏樹(『トシキのバレログ』より)

●石川祐希コメント
今日は0-3でルーベに負けてしまって、この前のペルージャのときのような僕たちのプレーやメンタル面が発揮できなかったので、まずはメンタル的に変えなければいけないと感じています。次の試合がすぐにありますから、そこに向けてしっかり準備して、1試合1試合、1点1点必死に戦っていくしかないと思っているので、しっかり準備したいです。またミラノのアリアンツクラウドでセミファイナルがプレーできることは嬉しく思いますし、サポーターの前で自分たちの今までやってきたことをまずひとつ証明したいと思っています。

写真:LegaPallavoloSerieA

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