2023-04-19 19:19 追加
髙橋藍パドヴァ、5位決定戦初戦はヴェローナに0-3で完敗 イタリア1部
パドヴァ ゲームレポート
Others / 全日本代表 男子
イタリア男子バレーボールリーグセリエA5位決定戦、髙橋藍所属のパドヴァは現地時間4月15日(土)にアウェイでヴェローナと対戦し、0-3(17-25, 11-25, 23-25)で敗れました。
髙橋はレギュラーシーズンぶりにスタメンで出場し、チーム最多の9得点の活躍でした。
第1セットスタメン
パドヴァ
OH:ガルディーニ(イタリア)、髙橋(日本)
MB:カネッラ(イタリア)、ヴォルパト(イタリア)
OP:グッツォ(イタリア)
S:サイッタ(イタリア)
L:ツェンガー(ドイツ)
ヴェローナ
OH:ケイタ(マリ)、モジッチ(スロベニア)
MB:コルテシア(イタリア)、グロズダノフ(ブルガリア)
OP:サポシコフ(ロシア)
S:スピリト(イタリア)
L:ガッギーニ(イタリア)
●試合レポート
第1セット、序盤からモジッチのスパイクやスピリトのサービスエースで3-5とヴェローナがリードします。さらにグロズダノフのサーブからケイタのスパイクなどで4連続ブレイクを決めたヴェローナが6-11と点差を広げます。パドヴァもガルディーニや髙橋のスパイクで得点しますが、その後もコルテシアのブロック、スピリトのツーアタックなどでヴェローナがコンスタントにブレイクを決めて12-19となります。そのまま最後はセッタースピリトのツーアタックが決まり17-25でこのセットをヴェローナが取ります。
第2セット、パドヴァは1セット目途中から起用していたゾッペラーリ(S、イタリア)とクロサート(MB、イタリア)をそのまま起用します。序盤は7-8とパドヴァがヴェローナに食らいつきますが、その後サポシコフのサーブからケイタのスパイクなどで3ブレイクして7-12とヴェローナが抜け出します。さらにケイタのサーブから3本のサービスエースやサポシコフのスパイクなどで一気に8連続ブレイクが決まり8-21とヴェローナがパドヴァに大きく点差をつけます。そのまま最後もモジッチのブロックとスパイクが連続で決まり、11-25でこのセットもヴェローナが取ります。
第3セット、出だしはグロズダノフのブロックやサポシコフのスパイクで1-4とヴェローナがリードしますが、パドヴァがグッツォのブロックや途中出場のデスメット(OH、ベルギー)のスパイクなどで5-4と逆転します。そこからはお互いにブレイクを取りながらも競った展開となり、パドヴァは髙橋と途中出場のアスパルホフ(OP(本来はOH)、ブルガリア)、ヴェローナはケイタとサポシコフのスパイクを中心に得点を重ねて18-18となります。モジッチのアタックでブレイクに成功し18-20とヴェローナが2点差をつけますが、終盤に髙橋に代わって入っていたガルディーニがサービスエースを決めて23-23とパドヴァが同点に追いつきます。しかしその後ガルディーニのサーブがミスになると、最後はモジッチが飛び込んでつないだボールをケイタが決めきって、23-25でヴェローナがこのセットを取ります。
結果、パドヴァは0-3でヴェローナに敗れました。
MVP:Lマルコ・ガッギーニ
髙橋藍はチーム最多の9得点(うちブロック2)、アタック決定率30%、サーブレシーブ成功率33%の活躍でした。
次は現地時間4月19日(水)20:30(日本時間翌3:30)からホームでモデナと対戦します。
文:堤敏樹(『トシキのバレログ』より)
写真:VeronaVolley
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