2023-05-29 15:52 追加
群馬銀行グリーンウイングスが「距離の近い」ファン感謝祭を開催。藤原愛、古市彩音、田中瑠奈が退団のあいさつ。白岩蘭奈らがクイズで私服を披露
V女子
終始場内に笑顔が溢れる会になったが、そんな群馬銀行グリーンウイングスも退団者を発表している。
2022‐23シーズンをもって引退する藤原愛選手、移籍希望が公示された古市彩音選手、田中瑠奈選手がファンを前に最後のあいさつを行った。
●藤原愛選手(セッター)
最高のメンバーに囲まれて本当に最高の時間でした。
バレーボールが怖いと思う時もあったけど、ここまでやってこれたのは皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。
●古市彩音選手(セッター)
人の出会いにも環境にも恵まれた5年間だったと感じています。
このチームで5年間やった自信と誇りと責任と後は少しのワクワクを持って次のステップに行きたいなと思います。
グリーンウイングスは本当に最高のチームです。これからもご声援をお願いします。
●田中瑠奈選手(アウトサイドヒッター)
コロナ禍でファンの方との交流イベントがなくなってしまい、さみしい気持ちがありましたが、こうして皆さんに今までの感謝の気持ちを伝える機会を得てとても嬉しく思います。
群馬銀行は素晴らしい環境ですし、どんな時も応援してくださるファンの方々の前でプレーできたことは本当に幸せに思います。
グリーンウイングスの応援を引き続きよろしくお願いいたします。6年間ありがとうございます。
続いて松尾奈津子主将、齋藤真由美監督が締めの挨拶を述べ、新シーズンへの決意を新たにファン感謝祭は終了した。
Vリーグは2024-25シーズンから「よりグレードの高い」SVリーグと、地域密着を軸にした新Vリーグ、2リーグ制へ移行する構想が発表されている。
現行の開催方式もあと1年を残すのみ。今までリーグを支えてきたファンは新リーグへ期待しつつも「自分たちが大切にしてきたもの」が失われるのではないかという不安を少なからず持っている。
よりプロフェッショナルな新リーグでは、もしかしたら選手は今より少し遠い存在になるかもしれない。
例えそうなったとしても、選手とファンがお互いに感謝する、リスペクトし合う、これまでのⅤリーグが育んできた「真心」が継承されていくことを切に願ってやまない。
踏みとどまらず、失わない。大きな変革の中にあってもファンと選手が何を核として、何を次の世代に繋いでいくか。簡単なことではないが、誰かに頼るのではなく、その答えを自分たちで見つける1年になればと思う。
筆者も取材活動を継続し、微力を尽くしたい。
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取材・撮影:堀江丈
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