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2023-05-30 21:57 追加

女子日本代表、ドミニカ共和国に3-1で勝利し、初戦を飾る。荒木彩花、入澤まい、西村弥菜美がデビュー戦で活躍 VNL

VNL女子 ドミニカ戦の結果

全日本代表 女子

 バレーボールネーションズリーグ2023 予選ラウンド第1週名古屋大会は30日、日本ガイシホール(愛知県名古屋市)で予選ラウンド初戦を行い、女子日本代表はドミニカ共和国と対戦。3-1で勝利した。

 日本のスターティングメンバーは、林琴奈、古賀紗理那(主将)、関菜々巳、井上愛里沙、入澤まい、荒木彩花、リベロ西村弥菜美。

 第1セット、ドミニカ共和国の高い壁に阻まれ、日本の攻撃が次々に止められ、2-8とリードされる。しかし、ここから日本が追い上げ、古賀のスパイクで7-9。中盤、井上のブロックで15-16。代表デビュー戦の入澤、荒木もスパイク、ブロックで得点し、18-18と同点に持ち込む。その後、逆転し、古賀のスパイクで20-18。荒木のクイックで22点目、井上も決めてセットポイント。最後は古賀のスパイクで25-23と逆転でセットを先取した。

 第2セット、荒木がクイックやサービスエースなどで活躍し、8-2とリード。古賀のブロックで12-7。セット後半は関のサーブが冴え、連続ブレイクして16-8。ここからドミニカ共和国が3連続得点するが、終盤も井上の連続得点、入澤の連続ブロックなどで22-15と日本がリードを保つ。関のツーアタックでセットポイント。最後は古賀のフェイントで25-18で日本がセットを連取した。

 第3セット、後がなくなったドミニカ共和国にリードされ、5-7。7-10となったところで日本がタイムアウト。その後、荒木のクイック、古賀のサービスエースなどで追い上げ、林のスパイクで12-12と同点に追いつく。セット後半は一進一退の攻防に。デビュー戦のリベロ西村も好ディグを見せる。両者譲らず、17-17。その後、ドミニカの連続サービスエースで18-20となり、日本は再びタイムアウトをとる。その後、古賀と井上の攻撃で再び同点に追いついて、20-20。しかし、終盤はドミニカ共和国のブロックが機能し、最後は古賀のバックアタックが止められて、22-25でセットを落とした。

 第4セット、井上の活躍で日本が7-2とリード。その後も荒木、入澤の活躍が目立ち、着実に得点する。林のサービスエースで18-10。その後、古賀のバックアタックで20-10。終盤は田中瑞稀、和田由紀子もリリーフサーバーでコートへ。林のスパイクで24-14とマッチポイント。最後は田中のスパイクで25-15で勝利した。

 試合後、古賀主将は「久しぶりの日本での国際大会でとても緊張した。とにかく声を出してプレーしようとみんなで話した。オフェンスのコンビの精度、サーブの工夫などまだまだ成長できると思うので、(今後の試合で)成長した姿を見せたい」と語った。

 次戦は6月2日、19時40分からクロアチアと対戦する。


写真:坂本清

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