2023-06-11 21:52 追加
男子日本代表、東京五輪金のフランスに3-1で勝利。途中出場の宮浦健人が13得点の活躍。負けなしの4連勝で名古屋ラウンドを終える VNL
VNL男子 フランス戦の結果
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ2023男子 予選ラウンド第1週名古屋大会は11日、日本ガイシホール(愛知県名古屋市)で第4戦(日本大会最終戦)を行い、男子日本代表は東京五輪金メダルのフランスと対戦。
日本のスターティングメンバーは、西田有志、小野寺太志、関田誠大、髙橋健太郎、髙橋藍、石川祐希(主将)、リベロ・山本智大。
第1セット、フランスのリードで試合が進み、コンビミスで6-10とされたところで日本がタイムアウト。髙橋藍のブロック、石川のサービスエースで11-13と追い上げ、ここ3戦サーブで苦しんでいた西田もサービスエースを決めて、14-15。小野寺のクイック、西田のフェイントで追い上げると、相手のサーブミスで18-18と同点にする。終盤は髙橋健太郎がクイックを2本決めるなどの活躍を見せ、石川の攻撃でデュースに持ち込むが最後は西田のスパイクがブロックされ、25-27で惜しくもセットを落とした。
第2セット、日本のリードで進み、髙橋健太郎の連続ブロックなどで10-6。その後、フランスはカールの連続得点で9-10と追い上げる。ここから小野寺のブロックで日本は15-11とし、石川が好ディグから相手をブロックし、17-13。その後も西田、髙橋藍のバックアタックなどで20-18とするが、フランスに連続得点され、20-21と逆転される。日本は小野寺のクイックと関田と交代で入った宮浦健人の攻撃、西田のサービスエースで再度逆転し、23-21とすると、最後は小野寺のブロックで25-22でセットを取り返した。
第3セット、一進一退の攻防になり、拮抗した試合展開のまま、16-16まで進む。その後、宮浦、深津旭弘が投入され、2枚替えをした日本。宮浦が期待に応え、2得点。20-20の同点から髙橋藍、石川らの活躍で連続得点し、24-20とセットポイント。最後は相手のサーブミスで25-21で日本がセットを連取した。
第4セット、深津、宮浦を入れてスタート。どちらも譲らず、このセットも拮抗した戦いとなるが、宮浦がスパイクとサービスエースで連続得点し、10-8としたところでフランスがタイムアウト。タイム明けも宮浦がサービスエースを決める。髙橋藍の攻撃などで19-16とするが、その後日本の連続失点で19-19と追いつかれる。しかし、その後再び宮浦が得点し、24-19と引き離してマッチポイント。最後は25-20で勝利した。宮浦は試合後半からの途中出場ながら13得点の活躍。フランスに勝利したのは2016年以来。連敗を8で止めた。
次戦はフランスに戦いの舞台を移し、20日(火)13時(日本時間20時)からカナダと対戦する。
写真:坂本清
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