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インタビュー

2023-06-16 11:27 追加

NEC・澤田由佳 引退コメント「小さいからこそ、自分にしかできないことを考えながらやってきた」

V1リーグ 女子

ーー古賀紗理那選手とのコンビについてはどのように感じていますか? 澤田選手のトスが古賀選手の良さを引き出していた面も大きかったのでは? 元デンソーエアリービーズの工藤嶺選手がゲストとして登壇したファイナル4の記者懇談会で「ふたりは特別なコンビ」と評価されていました。

澤田:(古賀選手は)常に自分のトスを信じてスパイクに入って来てくれます。それは自分も感じていて…だから自分も(古賀選手を)信じてトスを上げていました。
周りから「特別」って言っていただけるのはありがたいのですけれど(笑)、自分自身は常に相手を信じて託す。その気持ちで上げていました。

ーー澤田選手にとって理想のセッター像は? どういうセッターでありたいと思っていた?

澤田:うーん。目標にしている人はたくさんいましたけれども…小さいからこそ自分にしかできないことをやろうと。そのことを考えながらやってきたと思っています。

ーー自分にしかできないプレーとは?

澤田:(セッターへの返球が)割れたボールでもあきらめずにミドルを使ったり、的を絞らせないセットをする。それはNECに入ってからずっと言ってきたことです。ボールの下に入る速さというのを強みにしてここまでやってきました。

ーー今後については?

澤田:バレーボールの良さをどんどん周りの人たちに伝えていけたらと思っています。プレーでもそうですし、言葉でも行動でも。チームのみんなのサポートをして、NECの良さをファンの皆さんに伝えていけたらいいな、と。

ーー応援してくれたファンの方に。

澤田:どんな時もファンの皆さんはたくさんの応援をしてくださいました。会場ではハリセンで自分たちを後押しをしてくださいましたし、リモートマッチ(無観客試合)が中心だったシーズンはSNSを通じてたくさんの力を与えてくれました。
ファンの皆さんがいなければ、自分自身、ここまで頑張れなかったとすごく感じています。皆さんにとても感謝しています。

撮影 堀江丈

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