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2023-06-18 09:14 追加

女子日本代表、東京五輪金のアメリカに大金星。初スタメンの和田由紀子が躍動し、32得点 VNL

VNL女子 アメリカ戦の結果

全日本代表 女子

 バレーボールネーションズリーグ2023 予選ラウンド第2週ブラジル大会は日本時間の18日(現地時間17日)、ブラジルのブラジリアで第4戦(予選ラウンド8戦目)を行い、女子日本代表は強豪アメリカと対戦。フルセットの末、3-2(23-25、25-23、25-19、23-25、15-6)で勝利。東京五輪金メダルで、今大会も全勝中だったアメリカに土をつけた。日本は通算5勝3敗。

 日本のスターティングメンバーは、古賀紗理那(主将)、石川真佑、柴田真果、山田二千華、荒木彩花、和田由紀子、リベロ・西村弥菜美。柴田、和田は今大会初スタメン。

 第1セット、8-11とリードされ、日本がタイムアウト。石川、和田の活躍で16-15と一度は逆転するが、相手のダイレクトスパイクで18-20とされ、日本は2回目のタイムアウトをとる。相手のミスにも助けられ、石川が決めて3連続得点で21-20と再度逆転し、アメリカがタイムアウト。しかし、終盤はアメリカのブロックが機能し、最後は相手にレフトから決められて、23-25でセットを落とした。

 第2セットは和田の活躍で3-0と序盤は日本がリード。中盤相手のツーアタックで逆転され、8-9。その後、一進一退の攻防となるが、セット後半も和田がスパイク、ブロックと連続得点して19-17と抜け出し、アメリカがタイムアウトをとる。終盤は山田が移動攻撃、ブロックと活躍し、最後も山田のブロードで25-23で日本がセットを取り返した。

 第3セット、日本がリードし、石川のサービスエースで8-5。荒木の攻撃も機能し15-10、和田のサービスエース、バックアタックなどで20-14とリードを広げる。終盤も和田が活躍し、最後は山田のブロックで25-19とセットを連取した。

 第4セットも和田が活躍し、アメリカのミスも目立ち、6-2としたところでアメリカがタイムアウト。石川のサービスエースもあり、日本がリードを保つが、セット後半になるとラニアーの活躍でアメリカが16-15と逆転。日本は古賀、和田の得点で19-19と粘りを見せ、終盤は石川も奮闘するが、アメリカが得点を重ね、21-24。最後はツーで決められ、23-25でセットを落とし、試合はフルセットに。

 最終セット、序盤から攻める姿勢を見せ、和田の2連続得点、柴田のサービスエースなどで日本が4-0としたところでアメリカがタイムアウト。古賀も連続得点し、相手のミスにも助けられ、9-2。その後も荒木のクイック、リリーフサーバーで入った入澤まいのサービスエースで12-2とする。終盤は和田にボールを集め、2連続バックアタックで決めて、15-6。ここまで無敗だったアメリカに土をつけ、大金星を挙げた。和田は32得点と大健闘。石川も19得点の活躍をした。

 初スタメンで32得点と大活躍を見せた和田は「5セットを通して攻め続けよう、ブロックを怖がらずに攻撃しようと臨んだ」と語り、チーム最年少、初代表ながら頼もしい姿を見せた。
 
 次戦は戦いの舞台をタイに移し、28日17時(日本時間19時)からトルコと対戦する。
 Volleyball world TV、U-NEXTにて有料ライブ配信、BS-TBSにて生放送で中継される。

写真:FIVB

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