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コラム

2023-06-28 10:46 追加

VNL女子 第3週バンコク(タイ)大会 ファイナル進出をかけた最終週の相手は

VNL女子 タイ大会 対戦国について

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 バレーボールネーションズリーグ(以下VNL)予選ラウンド12試合のうち8試合を終えた時点で日本は、5勝3敗で7位につけている。バンコク(タイ)に移動し、27日から(日本の試合は28日から)第3週を迎える。

■8チームのファイナル進出を目指す

 予選ラウンド8試合を終えた順位は、1位ポーランド、2位アメリカ、3位トルコ、4位中国、5位ブラジル、6位ドイツ、7位日本、8位イタリア……と続く。16チーム中上位8チームがファイナルの準々決勝進出となるため、日本は後続を振りきりひとつでも順位を上げていきたい。

 第3週の対戦は、まずはトルコ。OPメリッサ・ヴァルガス(キューバ出身)がトルコ国籍を取得し、今年5月からトルコのナショナルチーム入りを果たした。現在、個人スタッツのベストスコアラーのトップで、サーブも2位につける。トルコにはOPエブラル・カラクルトがいるが、そこにヴァルガスが加わり、OPのポジションの厚みが増した。日本はOPを意識するあまりMBのブロックに簡単につかまらないように、よくブロッカーの手の動きを見て、ブロックアウトをとったりブロッカーの間を抜いていきたい。

サーブを打つヴァルガス

 日本に次いで8位につけるイタリア。今回のVNLでは世界選手権のベンチ選手でもなかった選手が主軸のチームを組んできて驚かせた。そろそろ主力の投入かと思ったが、第3週もほぼ同じメンバーだ。はじめこそぎこちなさや連携のミスが多かったが、試合ごとにまとまりを見せ、第2週には中国をフルセットで下している。昨年の世界選手権ではパオラ・エゴヌの陰に隠れていたが、OPシルヴィア・ヌワカロールがスパイク、ブロックと存在感を示し、ベストスコアラーの4位につけている。キャプテンのOHミリアン・シラも攻守でチームを支えている。日本は課題に挙げるサーブでどこまで崩していけるか、相手に楽に攻撃に入らせないようにしたい。

179cmと上背はないが、高いブロックも突き破るヌワカロール(15番)

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