2023-07-07 22:30 追加
男子日本代表、オランダに3-1で勝利し、負けなしの10連勝。両ミドル・山内晶大、小野寺太志の活躍光る VNL
VNL男子 オランダ戦の結果
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ2023 男子予選ラウンド第3週フィリピン大会は7日、フィリピンのパサイシティで第2戦(予選ラウンド10戦目)を行い、男子日本代表はオランダと対戦。4日の中国戦でファイナルラウンド進出を決めた日本は、この試合にも勝ち、無傷の10連勝とした。
日本のスターティングメンバーは、小野寺太志、宮浦健人、山内晶大、関田誠大、髙橋藍、石川祐希(主将)、リベロ・山本智大。一方のオランダは得点源の二ミル主将をスタメンから外してスタート。
第1セット、立ち上がり4-4の同点から宮浦のサービスエース、小野寺のブロックなどで日本が3連続得点し、7-4。宮浦のバックアタックが機能し10-7。髙橋藍、宮浦の攻撃で17-11と3連続得点でリードを広げる。終盤はオランダもテルマートの攻撃、プラクのブロックなどで粘りを見せるも、日本は小野寺の速攻で23-19とする。最後は石川のブロックで日本が25-19でセットを先取した。
第2セット、中盤まで競り合うが、日本は山内がブロックや2本のクイックなどで活躍。宮浦のサービスエースで20-17、小野寺のブロックで22-18。相手のサーブミスで23-19としたところでリリーフサーバーで西田有志を投入。サービスエースでセットポイントを握る。その西田のサーブがネットにかかったところでオランダは二ミルを投入。5連続サーブブレイクでデュースに持ち込まれる。しかし、最後は石川が決めて、日本は26-24でセットを取り切った。
第3セット、第2セット終盤で指を負傷した髙橋藍に代わり、富田将馬を入れてスタート。その富田がバックアタックで今大会初得点し、3-3。その後も一進一退の攻防となる。中盤、リベロに小川智大を投入。セット後半も競り合いが続く。18-19の場面で宮浦に代えて西田を投入。山内のクイックで19-19とするが、この後オランダが連続得点し、19-22としたところで髙橋藍をコートに戻す。最後はオランダがラリーを制し、日本は23-25でセットを落とす。
第4セット、西田、小川、髙橋藍をスタートから起用。7-7まで競り合いとなるが、髙橋藍のサーブが機能し、小野寺のブロックで10-7。山内のクイックとブロック、石川のブロックなどで15-9とリードを広げる。その後も石川のサービスエースなどで4連続得点し、髙橋藍も決めて20-11。終盤も小野寺、山内のクイックなどミドルが機能し、最後はプラクのサーブがアウトになり、日本が25-17でこのセットをとり、セットカウント3-1で勝利した。
日本の最多得点は石川の17得点。次いで山内が13得点。途中で西田と交代した宮浦は12得点、富田との交代があった髙橋藍は10得点だった。山内と小野寺はそれぞれ3本のブロックを止めた。
次戦は8日、日本時間20時から強豪イタリアと対戦する。Volleyball world TV、U-NEXTにて有料ライブ配信、BS-TBSにて生中継される。
写真:FIVB
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