2023-07-19 10:48 追加
アランマーレ・木村友里主将「今年は『アランマーレ旋風』を巻き起こします」、菅原里奈「ブロックで止めてやるという気持ちがより強くなっています」
SV女子 / V女子
●菅原里奈選手(ミドルブロッカー)
*取材日7月8日
ーー大きな勝利(対NEC)ですね。
菅原:サマーに入ってから今までの試合では、パッションの部分で足りないところがありました。
今回は不足のない相手、本当にぶつかるだけでしたので、結果につながって良かったです。
ーー「パッションが足りない」とは? V1に昇格していろいろ意識してしまった部分があった?
菅原:相手を分析して、対策をしっかり組んでいくのがアランマーレの戦い方なのですが、サマーでは事前の情報が少なく、自分たちのやるべきことが明確にならない…それが弱気なプレーに繋がっていると感じていました。
ーー自分自身のプレーについて。
菅原:戦い方にまだ慣れていないというか、入替戦以降、試合勘が戻っていない部分はあったのですけれども、今日の試合は勝負勘を取り戻すきっかけになったと思います。
ーーV2の時よりも自信に溢れたプレーをしているように感じました。
菅原:相手はNECさんですが、それでも自分たちの力を出せたら勝てるんじゃないかという気持ちはありました。
実際に試合では通用する部分も感じながらプレーができた。それが自信にも繋がったと思います。
ーー菅原選手といえば、やはりブロックですね。チームや自身のブロックはV1でも通用すると感じた?
菅原:はい。V1はV2よりも高さのある選手だったり、特徴のはっきりした選手が多い印象です。そこをブロックを中心にして抑えていければ、と思っています。相手を止めたらやっぱり楽しい(笑)。「止めてやるぞ」という気持ちはV2時代よりも強いと思います。
ーーNECには元群馬銀行の田中瑠奈選手がいました。どんな気持ちで対峙しましたか?
菅原:戦ったことがある相手ですので、理解してる特徴もあります。落ち着いて対応できました。
ーーサマーリーグでの目標は?
菅原:V1で戦っていくにあたって、私たちは他のチームより高さがなかったり、パワーで劣る部分があるかもしれません。でも、チーム力と気持ちで戦っていきます。
(その試金石となる)サマーリーグは大事な大会だと思っています。順位もそうですが、まず相手と戦う気持ちを大事にしていきたいと思っています。
ーーV1の選手になって。
菅原:練習量も昨シーズンより倍ぐらいに増えました。トレーニングもしっかり積んできています。もっともっとパワーアップしてV1のリーグ戦で旋風を巻き起こしたいです。
ーーファンに向けて。
菅原:今シーズン私たちがV1で戦っていく姿をたくさんの人に見てほしいと思っています。トレーニングもしっかりこなしているので、さらにパワーアップした姿を見ていただけるように頑張ります。
撮影 堀江丈
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