2023-07-24 03:26 追加
男子日本代表、世界選手権金のイタリアにフルセット勝利で銅メダル獲得! 世界大会メダルは46年ぶり VNL3位決定戦
VNL3位決定戦の結果
全日本代表 男子
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2023 男子ファイナルラウンドは24日(現地時間23日)、ポーランドのグダニスクで3位決定戦が行われ、男子日本代表は2022年世界選手権金メダルのイタリアと対戦。フルセットで勝利し、VNLで初の、世界大会では46年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した。
日本のスターティングメンバーは、小野寺太志、宮浦健人、山内晶大、関田誠大、髙橋藍、石川祐希(主将)、リベロ・山本智大。
第1セット、立ち上がりはイタリアにリードされるも5連続ポイントで逆転し、6-3。髙橋藍、宮浦のスパイク、宮浦の連続サービスエースで13-7。セット後半、ミキエレットのサーブブレイクでイタリアに3連続得点されて16-13と点差を詰められ、髙橋藍に代わり、大塚達宣を投入する。その後、山内の2本のクイックや、大塚がラリーを制して21-16。終盤は宮浦のスパイクと2本のサービスエースで4連続得点し、25-18で日本がセットを先取する。
第2セット、大塚をスタートから起用。その大塚のバックアタックが2本連続ブロックされ、2-5の場面で髙橋藍と交代する。その後、イタリアのミスにも助けられ、山内の速攻で11-11と同点に追いつく。その後、一進一退の攻防となり、イタリアが連続得点で先に20点に乗せ、石川のスパイクがブロックされ、18-21とリードされる。しかし、この後日本は髙橋藍がラリーを制して23-23と同点に。最後は石川がバックアタックを決めて、25-23と逆転でセットを連取した。
第3セット、石川がレフトから連続で決めて4-2とリードするが、ロマーノの攻撃などで連続得点で逆転され、ジャネッリのサービスエースで4-6となり、日本が1回目のタイムアウト。その後、イタリアがリードを広げ、8-15とされたところで2回目のタイムアウトをとる。しかし、イタリアの勢いは止められず、最後はジャネッリにツーアタックを決められて、17-25でセットを落とした。
第4セット、髙橋藍の攻撃とブロック、宮浦のサービスエースで3連続得点し、3-1という場面でイタリアがタイムアウト。しかし、その後5連続得点で逆転され、5-9。さらに連続得点で点差を離され、6-12とする。セット後半も日本の攻撃が決まらず、イタリアのペースで進み、11-20。最後は宮浦のサーブがアウトになり、17-25でこのセットも落とし、フルセットに持ち込まれる。
最終セットは宮浦のサービスエースでスタート。石川の攻撃や宮浦、山内のブロックで6-3とリードする。石川のサーブブレイクで4連続得点で10-4。最後は石川が決めて、15-9でVNLで初の銅メダルを獲得した。日本の最多得点は石川の21得点、続いて宮浦の20得点だった。宮浦は7本のサービスエースを決めた。
男子日本代表の世界大会メダルは、1977年ワールドカップの銀メダル以来46年ぶりとなった。
写真:FIVB
同じカテゴリの最近の記事
- 男子日本代表新監督に現・大阪ブルテオン監督のロラン・ティリ氏。東京五輪でフランスを金メダルに導く [全日本代表 男子] / 2024.11.25
- 姫路対Astemoの注目対決は姫路がストレートで2連勝。東レ滋賀が7位に浮上 SV女子 [SV女子] / 2024.11.25
- ブレス浜松が開幕6連勝。スピードとバックアタックで完成度の高いバレーを展開。リガーレ仙台が2位浮上 V女子 [V女子] / 2024.11.25
- 東京、愛媛の代表が決まり、全代表校が出そろう。前回男子優勝校の駿台学園(東京)は15年連続17回目の出場 春高バレー都道府県大会 [高校バレー 女子,高校バレー 男子] / 2024.11.25
- 埼玉上尾が首位をキープ。姫路がAstemoをストレートで下し、4位に SV女子 [SV女子] / 2024.11.24
コメント
Sorry, the comment form is closed at this time.