2023-10-01 22:58 追加
格下エジプトに敗れた男子日本、ブラン監督「予想外の敗戦だった。もちろん非常に良くない影響があるが勝ち続ける」
パリ五輪予選/W杯 エジプト戦 フィリップ・ブラン監督会見コメント
全日本代表 男子
バレーボール男子日本代表は1日、パリ五輪予選でエジプトと対戦し、フルセットで敗れた。試合後の監督会見をお届けする。
フィリップ・ブラン監督
非常に予想外の敗戦でした。昨日のような流れをみせてしまった。最初の2セットはよく、そこから悪くなった。
明日(試合がない)は我々ができることは皆で集まり、VNLやアジアチャンピオンシップのような状態にしたい。
サイドアウトが機能していなかった。サイドアウトが機能しなくなるとサーブも弱くなり、ブロックパフォーマンスも悪くなった。
――昨日と同様第3セットからチームが変わったように流れが悪くなった原因をもう少し詳しく。
ブラン:それこそ明日チームで話し合うときに目を見ながら探りたい。最初の大会では
なぜこの大事なところでパフォーマンスが出せないのかを明日話し合いながら掴みたい。
ディフェンス、サーブ、それぞれのクォリティを出してなかった。そのポイントについて安定性をもってなかった。そこが解決すべきところ。難しい状況になったときにいかに立ち向かうかというメンタル的なものかもしれない。
――今日の石川選手の評価と初戦との違い。
ブラン:石川はやはり準備期間のときに腰の怪我で良い準備ができていなかった。彼は少しずつプレーしながら調子を上げていくタイプ。
昨日より彼はいいプレーをしてくれたので、このままよくなると思います。
――関田選手をさげて山本を入れた理由、終盤に関田を戻し、また山本を入れた理由と評価。
ブラン:我々のサイドアウトが機能しなかったので変えた。実際山本になってからサイドアウト率が上がった。さらにプレッシャーをはねのける若い選手が必要だった。
さらにブロックポイントも欲しかったので宮浦も入れた。
関田を戻してサイドアウトが悪くなったのでまたセッターを戻しました。
――3セット目以降から相手のブロックに捕まるところが増えたが。
ブラン:トスが低くなり始めたのが要因。そういう状況だとスパイカーが打ち分けられない。そういった状況だとサーブで打開しないといけなかったが、サーブも機能しなかった。
――VNLの頃と何が一番違うのか。そうそうに2戦目の敗戦はオリンピックチケットを取るに当たってどう影響するのか。
ブラン:すべてのポイントにおいて安定性があった。それが今は不安定。石川もその時は状態がよく怪我をしてなかったのでトランジション率も高かった。
もちろん今日の敗戦は非常に悪い影響がある。ただスタッツだけを言えば次の5戦を勝ち続ければ切符はとれる。日本のためにもファンのためにも勝ち続ける。
ワールドカップバレーは次戦は3日に行われる。
写真:堀江丈、黒羽白
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