2023-10-14 13:03 追加
久光 ・大竹里歩主将「開幕戦は8000人規模のSAGAアリーナ。観客を久光のファンにしていきたい。私自身まだプレーヤーとして伸びると思っている」 V1女子開幕記者会見
久光・V1女子開幕記者会見
SV女子
10月2日に開催された「2023-24 V.LEAGUE 開幕記者会見」、囲み取材より久光スプリングス・大竹里歩主将のコメントをお届けする。
■久光スプリングス
●大竹里歩主将(ミドルブロッカー)
――今シーズンへの手応えは?
大竹:佐賀に環境が移って最初の頃は結構バタバタしたりとか、上手くいかないことも多くありました。でも今は新しい施設を最大限に活用しながら、レベルの高い練習ができています。
石井優希選手が引退したり、昨年からメンバーも変わりましたが、若い選手たちが世界の大会をいろいろ経験して帰ってきました。選手層もすごく厚くなっています。
短期決戦を少数精鋭で、チーム力でしっかり戦い抜く。そのことに対して良い準備ができていると思います。
――開幕戦はSAGAアリーナ。素晴らしいアリーナですし、ここでのプレーは選手冥利に尽きるのでは?
大竹:8000人以上入るSAGAアリーナでのプレー。緊張やプレッシャーもありますけれど、 Vリーグ女子史上初というか、そのくらいの規模感の中でプレーができるので、より楽しみながら観客の皆さんをバレーの虜に、久光スプリングスのファンにしていきたいなと思います。
――久光スプリングスというチームの在り方がリーグの先駆けになっていくと思います。久光の選手に意識の変化のようなものは見受けられますか?
大竹:佐賀に来て地元に密着した活動をやってきました。チラシを配ったりとか給食を食べに行ったりとか。私たち久光スプリングスの選手たちがいろんなところに訪問して活動する。
そこで「応援してくれる人がいるから、私たちは試合ができているんだ」ということをより感じることができました。
佐賀の人たちに「私たちの応援するチームは久光スプリングス」と思ってもらいたいですし、そういうチームに成長してきていると思います。
――今季、チームとして強化ができている部分は?
大竹:私たちは身長が高い選手が多いので「サーブ&ブロック」を強く意識してやっています。
トルコとの親善試合(OQT直前9月12日、久光はサロンパスアリーナで来日したトルコチームと親善試合を行った)では簡単なサーブを入れてしまうと容易に切り返されてしまうという経験をしました。
そこで一層サーブへの意識が強くなりました。
攻めていくサーブから始まって精度の高いブロックで仕留める、そのことを強く意識して練習してきました。これがチームの強みになると思います。
――ご自身のプレーヤーとしての抱負は?
大竹:今年で30歳になります。ベテランとして、ブロックの堅実さや安定感のあるプレーが持ち味だと思っています。
この歳でも「まだ伸びる」と私自身思ってプレーをしています。いろいろチャレンジをしながらチームをまとめていけたらいいなと思っています。
――親善試合で対戦したトルコチームの感想は?
大竹:いやー高かった!(メリッサ)バルガスは凄かったです(笑)。
新しい世代の世界ナンバーワンと試合ができて、ここまでバレーボールを続けてきて良かったなと思いました。
――ファンに向けて。
大竹:久光スプリングスに注目していただきたいです。SAGAアリーナの試合に来てくださるだけでバレーボールの魅力が伝わると思っています。ぜひ会場に来て見ていただけたら嬉しいです。
撮影 堀江丈
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