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会見・コメント

2023-10-19 07:00 追加

サントリー・藤中謙也「昨日よりもサーブでプレッシャーかけられることが多く競った展開になった」V1男子会見

V1リーグ 男子

●オリビエキャットコーチ

本当に今日チームが勝ったこと、また選手たちが頑張ってくれたことが本当に嬉しいです。
すごく開幕戦の大事な試合で、私とってもVリーグ初の開幕戦になるので、勝利で飾れたのが本当に嬉しいです。
今週に関しては小野寺(太志)、兪(元泰)選手が(パリ五輪予選に登録した選手は10月19日まで出場できない規定のため)いなく、アライン選手が体調不良で急遽いない中で、若手選手がコートの中に立ってしっかりと戦ってくれたことが本当に嬉しかったです。
この夏しっかりその若手選手メインに強化してきて、今後も彼らをコートの中に立たせていき、チームの一員としてもっと自信を持ってプレーをしてもらいたいです。
特に鬼木選手に関しては夏季に日本代表(FISUワールドユニバーシティゲームズに出場)で不在にしてる時期もありましたが、チームに合流してからの2ヶ月、特に彼にフォーカスを置いて練習しました。
やっぱり開幕戦彼にとっての初めての開幕戦でそんな中グレートベアーズの方には柳田(将洋)選手、深津(旭弘)選手、(ラファエル)アラウージョ選手(オリビエコーチはフランスリーグで対戦をしたことがあり馴染みのある)がいます。
うちのチームで言えば謙也さん、ムセルスキー選手、そういう選手たちに囲まれた中でコートに立ってやってるので、今後の彼には期待しています。

――今日、昨日も今日も喜入(祥充)選手をレシーバーとして起用していたが、守備を重視したのか?
オリビエ:個人的には信じすぎずにリベロ2人構成のチームを考えています。
メインリベロの颯志はバランスの良い選手です。そんな中喜入選手をベンチに置いておくのは勿体ない使い方です。
彼にもすごいいい才能、ポテンシャルがあるので、もっと違った使い方っていうのを探してきた方がいいという提案を宏太さんにしています。
今回の起用についても喜入選手に話をしました。初めてのやり方だったので本人も慣れない中で今後回数を増やしていきたいです。
試合の中で柳田選手みたいな強いサーバーがいるところで、1枚喜入選手を入れることによって、その強いサーブをコントロールすることがチームにとって重要な場面での助けになっています。
現時点では今のような使い方をしていますが、(喜入選手を)リベロで使わないわけではありません。
シーズン中にもしかしたらどこかのタイミングで喜入選手をリベロで使ってみようということも出てきます。
後衛のの3つローテーション入ってもらうだけでも、彼の経験に繋がってきます。
コートのベンチの中でずっと自分の出番が来るまで待つというのは本当にもったいない使い方です。
彼は非常に良いサーブを持っているので、ミドルの選手のところで、リリーフサーバーとして入れていくという使い方も一つではあります。

――喜入選手以外にも、鳥飼(亜斗夢)、高橋(塁)選手を起用しているが普段出場していない選手にチャンスを与えようとしているか。
オリビエ:コーチ・監督になってから多くの選手を使っていきたいという考え方をしていて、その中でやっぱりAチーム(レギュラーチーム)、Bチーム(サブメンバーのチーム)で分けるのはあまり好きではないです。
なので、チームに合流した7月に普段出場していないメンバーの起用を見てきましたが、その中で出てないメンバーをBチームと呼んでいます。
固定されたメンバーというよりチーム全員で戦っていくということがすごく大事です。
もっとチャンスが少ない選手に対してフォーカスを当て、成長させていく上でチャンスを与えるべきではないかとチームに提案しています。
近畿総合選手権大会でそのメンバーを起用しました。決勝はパナソニックに敗戦しましたが、良いパフォーマンスをして大きな自信、経験となりました。
私が彼らのことを信用していることをわかってくれています。Aチーム、Bチームでの練習の中で(Bチームが)Aチームにプレッシャーを掛けています。
12月にある世界クラブ選手権から戻ってきた中で、Aチームの選手が疲労を抱えてる中での年末(リーグの)の試合があります。(天皇杯は世界クラブ選手権と日程が重なるので出場しない)
その中で彼らが試合の中に出ていかなければいけない場面が出てきます。
チームのゴールとしてはリーグ優勝ですが6~7人のみでは簡単なことではありません。
チームワークの成長というのが必要不可欠です。
彼らが成長することによって練習の中でのクオリティがどんどん上がっていき、Aチームに対してもっとプレッシャーを与えることができます。
そうすれば自然とAチームの方のレベルも上がっていきます。
若くて有能な選手がいるので彼らを追い込んでどこまで成長できるのか彼らの限界を探さないといけません。
彼らがチームの助けになると信じています。もうすでに練習の中で見えてきています。
そこにフォーカスしていくのもチームにとって重要なことだと思います。
彼らがコートの中に入っていくと非常に嬉しそうにしています。

写真:黒羽白

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