2023-10-25 19:20 追加
東京グレートベアーズ・柳田将洋「チームはブレイクを狙って行く。もちろん自分も攻めて行く」、古賀太一郎主将「リスクを負ったバレーをやっている。今日は少し練習とは冷静さの違いが出てしまった」 V1男子会見
V1男子 東京㎇会見
SV男子
10月21日に国立代々木競技場第二体育館(東京都)で行われたバレーボールV1男子、東京GBvsパナソニックパンサーズの試合後会見より東京GBのコメントをお届けする。試合は競り合いながらもストレートでパナソニックに完敗した。
■東京グレートベアーズ
●古賀太一郎主将(リベロ)
自分達のバレーのスタイルは、ご覧の通り速いバレーです。リスクを負ったバレーをやっています。
相手チームとのギャップ、勝負どころは「こっちは準備ができている、相手は準備ができていない」、そこだと思っています。
(速いバレーに対して)練習で回数を重ねてる分、こっちは準備ができているはずなんですけれども、決め急いでミスを重ねたり、(焦って)得点を取りに行ったりとか、今日は練習と試合で冷静さの違いが出てしまいました。
自分たちのバレーをもう一回見つめ直して、明日に臨みたいなと思います。
●深津旭弘選手(セッター)
先週もそうですが、負けるのは悔しいですし、勝つために全員取り組んでいます。
どのチームに対してもしっかり勝てるプレーを出して行く、勝つための改善策をきちんと話して明日に臨みたいと思います。
本当に今日もすごくたくさんの人たちが応援に来てくださって、皆さんに力をもらいました。
このチームで戦う価値はすごく高いと自分たちは思っています。そんなに落ち込む必要はないので、挑戦する気持ちで明日も臨んでいきたいと思います。
●柳田将洋(アウトサイドヒッター)
総評としては僕もお二方と同じ考えです。
個人的なところでは先週も自分自身の課題にあげていたと思うのですけれども、難しい状況で自分がどの選択をするのか、ということです。
(パナソニックは)トランジションのチャンスを与えてしまうと、良いスパイカーがいる相手です。
そこを先行して考えてしまうと被ブロックが出てしまったり、チームでやろうとしている「リバウンドを取って逆サイドに切り返す」、それが少しおろそかになってしまうところが 僕自身ありました。
コンセプトに従って、僕自身もそれに徹底して…それにすべてを置くわけではないですけれども、状況に応じて自分自身が正解のプレーをする必要があると思いながらやっていました。
チームを信じてやるべきことをやれば、相手もバタつくことがあると思います。もちろん決定できる場面では(スパイクを決める)、僕はアタッカーとしてコートに入っているので、自信をもってやって行きたいと思っています。
――アグレッシブなバレーを展開されているが、目指しているところのどのあたりまで達成できているか?
古賀:速いバレーは身体的な能力も必要ですけれども、判断力が高いレベルで問われます。
ゆっくりしたバレーというのはシンプルで、パワーがあったり身長が高ければそれが有利になるのですけれども。
上位のチームにどうやって勝つか。判断力だったり頭を使って状況に応じた一番良い選択ができる選手が自分たちのチームには揃ってると思います。
その勝負をしていかないと上には勝っていけないと思っています。
先週もそうですが、まだまだその時のベストの選択ができてないところがあります。
そこら辺は僕らが勝負しないといけないところです。まだまだ精度は半分ぐらいですね。
何をしたらいいのかっていうのはみんなで共有できています。後は試合の中でどうやってそれを出していくのか、スマートにできるかということが自分たちがもう一歩先に行くための大事な要素じゃないかなと思います。
――柳田選手に。第3セット、追いかける場面でサーブブレイクがありました。点差はありましたが、明日に向けて良い形も見せられたのでは?
柳田:あの場面はかなり劣勢だったので、イージーなサーブを入れてもどうしようもないと思っていました。細かいことを考えず、しっかり自分のサーブを打とうと。
そこに対して結果がついてきたので良かったと思います。
僕たちのチームはブレイクをどんどん狙って行って、切り返して、僕らの展開、コンビバレーに持って行かないと、と思っています。
そこが僕らの強みになってくるので、明日ももちろん自分は攻めていきますし、(チームとして)サーブでしっかりと相手にプレッシャーをかけていくべきだと思っています。
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