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会見・コメント

2023-11-03 21:14 追加

JAぎふ・鈴木智大監督「強いサーブに精度もつける。左利きの石倉愛梨はサーブも良いし、ブロックも良い」、高石明美主将「どこからでも打てるスパイクが強み」 V2女子会見

V2女子・JAぎふ会見コメント 

V2/V3 女子

10月28日に上田市自然運動公園総合体育館(長野県)で行われたバレーボールV2女子開幕戦、JAぎふリオレーナの試合後会見コメントをお届けする。

JAぎふは鈴木智大監督が今季で3年目。就任以来、アグレッシブなバレーを展開している。
開幕戦ではストロングポイントであるサーブが効果的に決まり、優勝候補である群馬グリーンウイングスの攻撃陣を沈黙させた。
また、スタメン出場した新人、石倉愛梨選手は左利きのアウトサイドヒッター。注目すべきプレーヤーとしてご紹介したい。

群馬グリーンウイングス 0(11-25、22-25、19-25) 3 JAぎふリオレーナ

■JAぎふリオレーナ

●高石明美主将(オポジット)

まずは初戦をしっかり勝ち切ることを考えていました。昨日のミーティングで監督からもそういった話があり、改めて全員で気持ちを一つにして戦うことができたと思います。
サーブや、どこからでも打てるスパイク、そういった技術をチームで高めてきました。それがスタートから出せたのが良かったと思います。

●石倉愛梨選手(アウトサイドヒッター)

まずは目の前の一戦一戦を勝つことを頑張って行こうと監督からも話がありました。
今回、開幕戦をしっかり勝ち切れたのはとてもチームにプラスになりました。
チームとしてはパスを真ん中に出すことを心がけています。
崩れたところもあったのですけれど、全員がそういう意識を持ってパスを出せていたので、自分たちに流れを持って来れたのかなと思います。

ーー高石主将に。サーブはぎふのストロングポイントかと思います。
群馬は昨シーズンややサーブレシーブに難がありましたが、それにしても効果的に群馬のディフェンスを崩していましたね。今季、サーブの進化した部分は?

高石:個人の技術がレベルアップしたこともあるとは思うのですが、それ以上に意識の部分ですね。
点数を考えたり、前のプレーヤーの攻めたサーブを引き継ぐ、そういった人のつながりを意識して打てたのも効果的だった一つの理由かなと思います。
しっかり相手の弱点を狙うことを意識して練習してきましたし、それも良い形で出せたのかなと思います。

ーーここ数年、鈴木智大監督の元でアグレッシブなバレーに挑戦してきました。今シーズンは開幕からそれが発揮できていますね。ここまでは順調に来ていますか?

高石:ちょっと悔しい時期もありました。チームの調子が上がっている中、国体ブロック予選の前に体調不良者が出てしまったり…でも、そこからまた一つひとつ積み重ねてきました。それが今日の試合に繋がったと思います。

ーー新戦力も加わりました。どのような印象を持っている?

高石:新人が5名加わりました。個性や強みのある選手が入団してくれました。
それぞれの良いところを出してもらって、それをチームに組み込んでいこうと思っています。
日頃から練習でコミュニケーション取りながらやってきましたが、若い選手たちもしっかり発信して、思い切ってプレーをしてくれるのでチームの底上げになっていると思います。

ーー今期のチーム目標は?

高石:優勝を狙っていますが、長いシーズンが始まったばかりです。まずは目の前の試合をしっかり勝ち切ること、応援してくれてる人たちに何かを伝えられるようなプレーをすることを目標にしています。
最終的にはV2優勝を目標に掲げて全員で戦いたいと思っています。

ーー石倉選手に。サマーリーグではまだ調整が間に合わなかった感じですが、開幕にはしっかり合わせることができた?

石倉:はい!

高石:彼女は怪我とかもあって。少し出だしが遅れたのですけれど、シーズンにしっかり合わせてきました。

ーープレーヤーとしての強みは?

石倉:力強い、パンチのあるスパイクが持ち味だと思っています。ドライブサーブも自分の一つの武器かなと思っています。

ーー開幕戦の対戦相手が強豪、群馬でした。戦ってみての手ごたえは?

石倉:みんなと一緒にコートに立って、しっかり戦う機会が今回初めてでした。緊張、「ドキドキ」もありましたが、先輩方がフォローしてくださって、それが大きかったですね。
先輩たちがいるから思いっきりプレーできました。

ーーユニバ代表にも選ばれた日本体育大学在学中の石倉沙姫選手が妹さんですね。彼女とはプレースタイルが違う?

石倉:妹はオープンバレータイプといったらいいのかな? 自分は少し速いトスを打ったりすることが得意です。

高石:(石倉は)器用なプレーヤーです。妹より身長が低いかもしれませんが、その分ジャンプ力でカバーしています。左利きなので対峙する相手はやりにくいと思いますね。

ーーファンにどんなプレーを見てもらいたい?

石倉:パンチのあるスパイクとサーブを見てもらいたいなと思っています。

ーー新シーズンの抱負とファンに向けて。

高石:昨シーズンは悔しい結果で終わってしまいました。今年、新人が入ってきてくれて、人数が増えた中でいろんなパターンを試せています。そこが去年とは違うところです。
苦しい場面でも後から入ってくるメンバーが助けてくれる、そういう形に今年は期待してください。
スタートの6人だけが頑張るのではなくて、しっかりチーム全員で戦うことに自信持ってやっていきたいなと思っています。
練習を積み重ねてきた中で、何が良い形か自分たちでもわかっています。どんな相手にもそれをスタートからしっかり出していけるようにしていきたいです。
しっかり一戦一戦を戦って、全員が楽しくプレーする。そしてV2優勝を目指して頑張っていきたいなと思います。

石倉:開幕までの1年間、悔しいこととかもいろいろあって…。その気持ちをリーグの試合で発揮できるようにチーム全員で戦っていきます。
勝ち負けもそうですけれども、内容も重視したいです。
後から「こうしておけば良かった」とか、「ああしておけば」とか、そういった後悔のない試合ができるように頑張っていきたいと思います。

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