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会見・コメント

2023-11-24 19:13 追加

日立Astemo・野中瑠衣「このチームを選んだ理由は地元・秋田でプレーできるから。代表に選ばれてさらに向上心が湧いてきた」、中谷宏大監督「緊急事態があったら野中にトスを上げさせる準備をしていました」 Ⅴ1女子

SV女子

●中谷宏大監督

リーグが1週空いた中で、自分たちで課題を洗い出して、そこに真摯に取り組んできました。すべてが解決したわけではなく、まだまだの部分もありますけれども、今日できる最善のことを選手もスタッフもみんながやってくれたので勝てました。本当に嬉しいです。

ーー課題とは?

中谷:開幕から4試合やってきた中でオフェンスの数字の部分があまり上がってなかったので、そこのところをどうにか上げたいなと思って練習をしてきました。

ーー今日のセッターが雑賀恵斗選手だけでした。いつもなら境紗里奈選手がメンバーにいると思うのですが?

中谷:境はですね…ちょっと練習でハッスルし過ぎて…というか、まあ、練習中に頑張りすぎて軽く事故があったので、今週は大事を取って欠場させました。動けているのでもう大丈夫だと思っています。

ーー雑賀選手が見事に上げ切りましたが、万が一の時は?

中谷:野中に上げさせようと思っていました。もちろんそうならないことを祈っていましたが、サイドのハイボールで対処できるように準備はしてきました。

ーー德本選手の評価について。

中谷:ディグに関してはV1の中でも上位を争うリベロだと思っています。サーブレシーブで成長しなければならない面はあると思うのですが、高卒1年目であれだけ堂々とやってくれたら…「眞鍋さん選んでください」って言いたくなりますよね(笑)

ーーサーブレシーブはやはり経験が大きい?

中谷:德本にはできる限りの経験を積ませたいですね。
高校生と一番違うところはサーブのスピードだったり、戦術的な部分です。リーグを通して彼女がレベルアップできればと思っています。

ーーサーブ&ブロックでブレイクも取れていましたが、何がうまく機能した?

中谷:サーブに関しては数字も良いですね。
今季サーブはトップ3、できればトップを取りたいと思っていて、それだけ時間をかけて取り組んできました。
ここまで5試合やってみて、成果が出ていると思ってます。今日の試合でも十分に相手を崩せていたかな、と。
それに付随してブロックが絞りやすくなっていると思うので、ブロックとディフェンスの関係も構築してきたことがだいぶ形になっていると思います。
ただ、今日に関しては、今までの試合よりも関係性が崩れたところはあったかもしれません。それでもよく持ち応えてくれたと思います。

ーー第4セットに齋藤加奈子選手をリベロで併用したのは? 德本選手のサーブレシーブに課題があった?

中谷:横との関係性ではなく、正面のサーブで少し崩されていたので、德本はディグに専念させたいと思いました。齋藤がパッと入って良くやってくれたと思います。

撮影 堀江丈

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